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「人妻落とし研究会」
【熟女/人妻 官能小説】

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N我慢の限界-1

紗恵は毎日何度か康太に連絡を入れるが繋がらない。
三日に一度は抱かれ枯れていた女の泉が湧き出した直後だけに辛かった。
初めて経験した恐ろしいほどの快感をくれる康太を忘れることなど出来るはずが無かった。
七日目紗恵の足は「サン・マリノ」に向かっていた。
「エステの帰りにちょっとお腹が空いたので立ち寄りました。どう?この頃康太君来てる?」
「いや奥さんと来たきり姿を現さないんだ。携帯も繋がらなかったのですが
昨日むこうから電話があって今夜僕のマンションに来ることになっています。」
「そう。元気そうだった?」
「それがあまり元気がなかったんです。何でも好きな女性が出来たけれど彼女の幸せのために手を引いたって悲しそうに言っていたよ。」
健介は笑いながら「もしかして奥さんの事じゃないですか?」
「まさか、4歳も年上の人妻を好きになるはずないわよ。」笑顔で答える。
午前10時という時間帯は来客数も少ない。
健介は紗恵のテーブルに腰かけた。
「いや。そうでもないですよ。彼の場合は30歳位がストライクゾーンのど真ん中なんです。
先日二人で来店された時、ああ康太の奴この女性を狙っているなと思いましたよ。
口説かれなかったですか?」
「ええ、まあ、でも本気じゃなかったと思います。だって会う時はいつも私から誘っていましたから。」
「じゃ、康太の好きになった相手というのはあなたですよ。あいつのやり方はよく知っています。
身体が目的の相手には毎日何度も電話をしてやりまくっていましたから。」
「そうですか。自惚れかもしれませんが私の事を大事にしてくれたのは確かだと思います。」
「じゃ。相思相愛じゃないですか。彼に会いたいですか?」
「えっ、まぁ、逢えたら嬉しいですけど。」
「へ―その程度なんだ。逢えたら嬉しいけど、逢えなかったらそれでもいいわ。という事ですよね。」
「御免なさい。言い直すわ。彼に会いたいの。健介さんだけが頼りなの。」
「わかった。奥さんの頼みは聞いてあげるよ.。僕の頼みを聞いてくれたらね。」
「あっ、あなたの頼みっていうのは?」
「僕だって奥さんのような美人にはキスの一つもしたいですよ。
今からトイレ横のスタッフルームで30分の休憩に入ります。
どうしても康太に会いたいのなら30分以内に来てください。
いやならそのままお帰り下さい。」と言い残して奥へ消えた。
その後ろ姿を睨みつけながら紗恵はバッグを取って立ち上がった。
レジに向かおうとした時、子宮の奥に疼きを感じた。
紗恵の足はトイレに方向転換した。
このまま帰ってしまえばもう二度と康太に会えない。
あの狂うほどの快感はもう二度と味わえないのだ。
聞こえるか聞こえない位の小さな音でドアーをノックした。
「どうぞ、待ってましたよ。」
健介は仮眠用のベッドに寝転び紗恵を手招きした。

「健介さん一度だけですよ。」ベッドに近づいた
「何をしているんですか。紗恵さんの方から僕にキスをするのですよ。」
「康太さんには絶対言わないでね。」軽く口づけた。
が、男の腕に掴まれベッドで抱き合いディープキスに移行する。
抵抗したが男の腕力には叶わない。
数分間続く長いディープキスに女の呼吸が乱れ始めた。
男の手が胸の隆起を弄っていたからだ。
上気した女の顔を見ながら健介は自宅マンションのキーを差し出した。
「もしかしたら康太の訪問の方が早いかもしれないので先に行って待っててよ。
僕も仕事が終わったらすぐに帰るよ。」
1DKマンションに入ってすぐに母に電話した。
娘のことを母に託し康太との朝までの時間をつくった。
その事が紗恵の肉体に小さな炎をともした。


健介は仕事が終わり着替えるついでにロッカー奥の小瓶をポケットに入れた。
この媚薬「インディオ」はHOKメンバーなら全員が持っている優れものだ。
二十数種からメンバー全員でいろんな相手に試し1年かけて選び出したのがこれだ。
女性の体質などによって効き目はまちまちだが80%の女性がこの媚薬に反応したのだ。
自宅についてすぐタッパーのいかのマりネを大皿に移しビールを抜いた。
「康太、遅いな。」と言いながら紗恵に勧め、自分も一気に飲み干す。
「紗恵さんそんなに暗い顔していたら康太に嫌われてしまうよ。さぁ、にっこり笑って乾杯しょう。」
紗恵も釣られるように乾杯しグラスを空けた。


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