ベンの復讐-1
今日もサルの仲間が仕掛けられた罠にかかり撲殺された、またほかの地域でも仕掛けられた檻に入って捕殺された話題がベンの群れに伝わっていた。
「ボスこの地域も危ないいです、最近は巧妙に仕掛けれれた罠に足や手を拘束されその場で撲殺されています、このままではまた犠牲が出ます」
「その仕掛け人はあの爺さんか」
「そうです、摑まると猪の場合撲殺して血を抜きます、そして食用に、私たちは捕獲後撲殺して役場で報奨金を受け取るようです」
「爺さんには気の毒だが先日、罠から救い出した猪と組んであの世に行ってもらおう」
ベンはボスとしての指示を仲間に伝えた。
「近く大掛かりな罠を仕掛ける、猿ども一網打尽にしてくれよう」
政井は数人で準備をしていた。
補助金30万で罠を仕掛ける魂胆である。
「房子、明日罠の下見に出かける弁当を頼む」
政井は3万円房子に渡した。
「こんなに戴けません、返します」
「硬いこと言うな・・・さあ布団に入れ」
「その罠どこに仕掛けるのですか」
「それは言えねえ・・・ベンの事が心配なのか、心配せんでもええ癪だが見逃すつもりじゃ」
仕方なく政井の布団に入った。
「前に言ったが俺と一緒になろう、どうじゃ」
「・・・・」
「この仏壇と位牌も一緒でええ、もうお認めじゃ」
背を向ける房子の尻を撫でながら囁いた。
「さあすそを捲ってケツを出せ」
「こんなところで嫌です」
「無理にでもやるぞ」
「おやめください、ここは仏間ですよ」
「だから今夜はここに床を敷かせたんだ、遺影もあるだろ」
「仏の前ですよ、あんまりです」
「何を言う、たんまりと可愛がってやるぜ」
房子の腰ひもを強引に解くとグイと開いた。
「やめて・・」
「たまには旦那にも裸を見せてやれ、俺に抱かれて益々色気づいた体を」
・・こんな姿見ないでください、あなた・・・房子は目を閉じた。
「ぁぁぁ・・いや・・・」
「どうじゃ脂が乗ってええケツじゃ」
「それ、それ、突くぞ・・・どうじゃ・・うううう・・・堪らん・・・」
「遺影の旦那が見ているぞ・・ワシに突かれて喘ぐ姿をな」
(*´Д`*)
「い、いくぞ房子〜ううう」
政井は房子を抱きかかえたまま布団に沈んだ。
仏間の闇の静寂に房子のすすり泣く声が聞こえていた。
翌朝、政井は弁当を持つと軽トラに乗って出かけた。
曇り空から暗雲が垂れ込めて今にも雨が降りそうな気配だった。
「この辺りが獣道だな、ベンの奴め必ず仕留めるからな」
政井は合羽着て帰宅の道を歩いていた。
ベンが言った
「あの爺さんだ、俺たちに気を引き付けてから猪に背後からやってもらおう」
ベンは数匹の仲間と政井の近くの木から鋭い鳴き声で威嚇した。
「ギャ、ギャ」
政井はその方向を見てベンを確認した。
・・・ベンだな、あと数日の命だ・・・
その時であった、背後からドンと鈍い音とともに激痛が走った。
前に転げる政井に再び背から牙が突き刺さった。
「ううう・・・」
黒い影は素早く茂みの中に姿を消した。
翌朝早朝、普段見ない車が房子の家の前を通り過ぎた。
サイレンとともにパトカーが通り過ぎて房子は何か事件でも起きたのかと思った。
政井の死体が山中で見つかったと知ったのは夕方のラジオのニュースで知った。
あの政井が・・・死んだ・・・房子は暫く茫然としていた。
その夜、房子は暫く寝付かれないでいたが知らぬ間に夢の中にいた。
夫と作った炭焼き小屋に休んでいると猿の群れが雑木林を渡ってゆく、その群れの最後尾のオスサルが房子をみて微笑みかけた。
「あっ、ベン、ベンじゃないの」
房子は声をかけた。
「房子さん、お元気そうで良かったですね」
久しぶりに見るベンは大きく逞しくなっていた。
「行ってしまうの?」
「行かないよ、僕は房子さんと一緒だよ」
「うれしい、ベン早く来て」
房子は目を覚ました。
「ええ、誰?」
房子の寝ている背後に添い寝する猿が。
「ベン、ベンじゃないの」
ベンの手が房子の脇から伸びてきた。
「ベンもう安心していいのよ、誰も邪魔しないから」
房子は腰ひもを解いて肌を開放していた。
「できるの?」
ベンはうなずいてサインを送った。
「ベン、その前に私の身体を愛撫してからね・・準備ができたら姿勢をとるわ」
ベンは房子の身体を舌で丁寧に愛撫した。
「ベンいいわ〜ふふ・・どこで覚えたの」
長い愛撫が続く・・・・房子は交尾の準備を始めていた
「さあいいわよ」
真っ白な巨尻が突き出された。
「ベン私の腰を抱きかかえるの」 「そう、後はあなたたちと一緒よ」
「ギャ、ギャ〜」 「ああ〜もう少し、そのまま突くの・・ああ繋がったわ〜」