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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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思いがけない出来事 1-6

「だからね。
 そのためには自分を知ること。そして相手を知ること。
 そして自分の特徴を生かして相手を喜ばせる。
 それがセックスの全てよ。
 ……なんて語るほどの経験はまだないんだけどね。」

そう言って謙遜する美奈子だったが、
縄に縛られ、天井から吊るされている女が語るにしては、
あまりにも真理であり、的を射ていた。

しかし、その言葉の意味がすんなりと入ってくるほどに、大輔は大人ではなかった。
理屈をこねられたようにしか思えなかったのだ。
だから、まだ心のどこかに、
(女を納得させ服従させるには力でねじ伏せる以外に方法はないのだ)と、
強く強く思う部分があった。

それでも、美奈子にペニスを咥えさせ、自らも美奈子の股間を舐め、
絞り出された乳房や縄によってより張りが増した尻を愛撫するうちに、
大輔は大輔なりに、
美奈子の反応を見ながら、触り方や鞭の当て方、突き方や抜き方、
そして美奈子の身体に、快感へと変わっていく苦痛を与える術や、
美奈子の身体を弄るにふさわしい吊り下げ方をマスターしていった。

美奈子も美奈子なりに、縛られたままで大輔の愛撫をより強く感じるための術や、
大輔のペニスを喉奥深くまで咥えこむための角度、
極太となった大輔のペニスを歯を当てて傷つけたりしないように、
喉奥まで咥える口や舌の使い方などをマスターしていった。

若い二人だけあって、色々なわだかまりを捨てて素直に相手の気持ちを理解し、
それに応えようと行動することができたのなら、
もっと様々なテクニックが身に付いて行ったことだろう。


しかし、それ以上に、美奈子の体力も筋力も少しずつ限界に近付いてきた。

縛られた状態では全身に十分血液が行き渡らない。
ましてや窮屈なポーズを強いられ、鞭で叩かれ、吊り下げられてもいるのだ。
長い時間、同じ姿勢でいると身体が痺れたり感覚が無くなったりするのと同じことだ。
更に長時間、この状況が続けば、
最悪の場合、エコノミー症候群のような症状を発して、
命を落とすことだってありうるのだ。

第三者の目から見れば、美奈子の体力はもう限界だった。
しかし、自分がギリギリまで首を絞められた時に生まれる強い締め付けを、
疑心暗鬼のままの大輔に体験させてやりたいという思い、
そして美奈子自身がその極限状態での快感を味わってみたいという気持ちだけは、
美奈子の中ではどんどん強くなってきていたのだ。


そんな美奈子の状態に少しも気づく余裕のない大輔ではあったが、
大輔自身、最高の状態で、
今までにない絶頂を迎えてみたいという思いは強くなっていった。

自分の問いかけに、挑発的な言葉を返しながらも、どこかで本心を語ってくれているような美奈子の姿に、大輔は次第に引かれていったのだ。
その結果、美奈子の望む、ギリギリに、
しかも、大輔になりに考えた、ギリギリの少し先にある、
本当のギリギリに、挑んで、
自分も最高の絶頂を味わうと同時に、
初めて経験するであろう、浮遊感を感じながらの極限の快感を、
美奈子に味合わせてやるのだという覚悟も決めていた。


長い沈黙が続いた後、、最初に口を開いたのは美奈子だった。
「ねえ。もう、待てないの。」
それは美奈子の正直な気持ちであり、
体力的にも限界が迫ってきていることを暗に告げるものだった。

「まだまだやりたいことはあるんだけどな。
 ま、いいか。美奈子。いよいよフィニッシュだ。」

その言葉に込められた大輔の決意を、美奈子は全身で感じ取った。
大輔の言葉だけで、美奈子の全身が紅潮し、心拍数が高くなっていく。
美奈子の期待感は大輔以上だったのだ。

大輔は美奈子の顔をじっと見つめた後、ゆっくりと美奈子の背後に回った。
吊り下げる縄の高さは、今まで何度かバックからオマ〇コを責めた時に調整し、
最高かつ最適な位置に整えられていた。

大輔の目の前に、何本もの赤い筋が走る、張りのいい尻があり、
その真ん中にまだペニスを欲しがっているかのように小さく口を開いたままのアナル、そしてそのわずか下に、赤く腫れあがった小丘に囲まれた、
パックリと口を開いた美奈子の割れ目がある。

大輔は美奈子の首輪に結んだ手綱の張りを確かめた後、
ペニスを握り、ゆっくりと立つ位置を決めた。

割れ目にペニスの先端をあてがい、そのまま、美奈子の背中を縛った縄に手をかけた。
「美奈子。いくぞ。」
その言葉に合わせて大輔は腰を突き出し、握った縄を引いた。
美奈子は美奈子で、腹筋に力を入れ、オマ〇コの入口をキュッと締めた状態で、
大輔のペニスをきつく閉じられた割れ目で応じた。

メリメリと音がするのではないかと思うほどの圧迫感と勢いを持って、
大輔のペニスが美奈子の締め付けたままのオマ〇コへ侵入してくる。
濡れ濡れのオマ〇コでありながら、意外なほどの抵抗を潜り抜け、
大輔のペニスはようやく根元までの侵入に成功した。

しっかりと足を踏ん張り、腰を突き出していく。
美奈子のオマ〇コの壁に包まれているという実感が、大輔のペニスを伝ってくる。
満足感、達成感、充足感。
絶頂まではまだまだあるのに、不思議な満足感が大輔を襲う。

大輔はピストン運動のたびに、突く角度を変えながら美奈子の膣壁を刺激していく。
特に上下の変化に、美奈子が敏感に反応することが分かっていたからだ。

美奈子は膣壁を抉られるような大輔の突きと、
ビラビラ全体が引き摺られるようなペニスの引きに身体全体で応えながら、
時折、括約筋と腹筋を締めたり緩めたりしながら、ペニスを刺激した。
「あ、ああ。あう、あ、あ、あ、いい。いいわ。」


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