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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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思いがけない出来事 1-4

「オレを舐めるな。オレを馬鹿にするな。」
大輔は、独り言のようにその言葉を繰り返しながら、
例のバラ鞭を手に美奈子の身体の周りをゆっくりと回り始めた。
美奈子の全身にパラパラと鞭の先端を当てながら、
時にはその部分で尖った乳首や股間を刺激しながら、
大輔は心を落ち着かせようと静かに話し続けたのだ。

「どうしたの?まだ復活しない?それとも、もう打ち止めかしら。」
しかし、突然、大輔の心を逆なでする言葉を美奈子が発した。

大輔は一気に込み上げてくる怒りをバラ鞭に込めた。
【バシッ、バシッ】
「お、怒ったの?ど、どうやら、あうっ、図星だったみたいね。」
いきなりの鞭打ちに、美奈子の心にも火が付いたかのように、
次々と挑発的な言葉を大輔に投げつけていく。

美奈子にとってはそれは単なる挑発などではなく、
実は、たとえ短時間とは言え、自分を一人ぼっちにした大輔への怒りでもあり、
そんな寂しさを大輔へ訴えたかっただけなのかもしれない。

【バシッ バシッ バシッバシッ】
大輔の容赦ない鞭打ちが続く。
大輔はそんな美奈子の矛盾した心の動きなどまるで理解できないまま、
怒りに任せて鞭を振るった。

「そんな、道具に、頼らないと、あ、あうっ。
 わたしを、痛っ、わたしを支配、出来ないの?
 あなたの、その、股間に、ぶら下がって、あうっ、いるのは、
 ただの、役立たず、腐れチンコ、よ。」

美奈子も負けじと大輔を罵っていく。
大輔の興奮は美奈子を叩けば叩くほど高まっていった。
そして興奮が高まれば高まるほど、美奈子の挑発に対して怒りが増していく。
美奈子は美奈子で、叩かれる度に反抗心が高まり、
ますます侮蔑の言葉を大輔に投げつけていくのだ。
正にそうした相乗効果によって、大輔の興奮はピークに達した。

一気に心拍数や血流が増えたせいで、大輔が飲み干した定量を越えた媚薬も、
その成分が血液中に溶け、早くも全身を駆け巡っている。

美奈子の周りを歩いているだけなのに、その振動が自身のペニスに伝わり、
それを刺激に、大輔のペニスには異常なほどの血流が流れ込み、
田辺のペニスに匹敵するような極太ペニスへと見る見るうちに変身していった。

長さはもともとが田辺のものよりも長かったのだ。
それが大量の血流が集中したことによって、一気に太さと硬度が増した。
田辺と並んで比べてみなくても、明らかにその長さも太さも、そして硬さも、
田辺が勝ちを譲るであろうことに間違いはなかった。

その異常と言えるほどの変化は大輔自身が一番感じていた。
大輔は自分のペニスを改めて握ってみた。
(硬い。それに重ささえも感じる。
 何よりも違うのはこの太さだ。まるで自分の腕を握っているみたいだ。
 これだったら、美奈子に舐められず、
 美奈子を失神させることだって不可能じゃない。
 いや、美奈子だけじゃない。
 紗理奈はもちろん、熟練の麗子さえ、服従させられるかもしれない。)

正直に大輔は嬉しかった。
年頃になってからずっと、自分のペニスの細さに対するコンプレックスがあった。
もちろん、大輔に限らず大多数の男子がそうであるように、
勃起状態のペニスの長さや太さを人と直接比べるような機会はなかった。

相手にした何人かの女から、
「あなたのって、細いのね。」
と何度か言われたことがあるだけだった。
「あなたのって長いのね。」
と言われた記憶はほとんどなかった。

男は相手にした女の良さを見つけなんとか褒めようとするものだ。
本人が気づいて居tないような小さいことを見つけ、それを褒め上げ、
女をいい気分にしようと努力する。
それが多くの男の姿だ。
それなのに、なぜ女は、男の良さよりも欠点をわざわざ取り上げて指摘するのだろう。
「小さい」「細い」「早い。」「柔らかい。」……。
だったら自分はどうなんだ。
「緩い」「垂れてる。」「寸胴」……。

男は女に馬鹿にされても女に縋ろうと必死になる。
女は男に馬鹿にされようものなら、捨て台詞を残して去っていく。
もしかすると、それが男女の性なのかもしれないが。

馬鹿にされ、劣等感に苛まれた長い月日を過ごし、
いつか女どもを見返してやりたい。
大輔は今日までずっとそう思ってきた。
それが思わぬいきさつで、憧れの田辺並みのペニスを手にすることができたのだ。

大輔は握りしめた手に力を入れ、ゆっくりと扱いてみた。
そもそも握った時の手応えが違う。
ぎゅっと握りしめてみると、浮き出た血管の太さと硬ささえ感じられる。
ペニスの方から押し返してくるような感覚だった。
ペニスを握りしめる指は人差し指と親指が届かないほどだった。
まるで自分の腕を握っているのかと勘違いするほどの太さだった。

このまま思い切り激しく扱いて、この太さを、硬さを満喫したい。
そして射精まで導き、達成感を得たい、という誘惑にどうにか堪え、
大輔は美奈子の顔の目の前で止まった。


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