母(麗子)と娘(紗理奈)の軋轢-5
礼二は紗理奈をテーブルの上に仰向けに寝かせ、両足を肩に抱えていた。
「紗理奈。丸見えだ。ヌルヌルの割れ目。母親のあんな姿に刺激されたんだろ?」
「わ、わたしは、お母様とは違うわ。
さっき香澄さんにペニスバンドで……。その時に濡れたままなだけよ。」
「じゃあ、あんな母親を見て、羨ましいとは思わないのか?」
「羨ましい?どこが?何が?あれのどこが羨ましいっていうの?」
「そうか。紗理奈。お前はまだ、拳の経験がないんだな?」
「拳?そ、そんなもの、入れたいなんてちっとも思わない。そんなのって変態だわ。
普通の人がやるようなことじゃないわ。」
「お前の母親は普通じゃないわけだ。」
「決まっているでしょ?レイプ犯と、あんなに気持ちよさそうに……。
しかも、フィストファックまで始めたのよ?
それも、アナルとオマ〇コを交互にあんな風に、
自分から腰を沈めていくなんて、まともじゃないわ。」
「ああ。確かにあれはまともな人間のすることじゃないな。
でも、そんなまともじゃない行為をうらやましそうに見つめながら、
ここを濡らす奴は、まともなのかどうなのか……。」
礼二はそう言うと、紗理奈の股間にしゃがみ込み、
大きく開いた股の付け根を舐め回した。
「あうっ。」
「どうした?感じたのか?」
「な、なんでも、ないわ。いきなり、舐められて、驚いただけよ。」
「そうか。真新しい愛液の匂いと味がしたのは、気のせいか。
まあ、いいさ。しばらくはオーソドックスに、まともなレイプをしてやろう。」
「な、なんなの?レイプ自体が少しもまともじゃないじゃない。」
「さあ、どうかな。お前にもだんだんわかってくるだろうさ。
まともだとか、まともじゃないとか、
ごちゃごちゃこだわっていられるのも今のうちだ。
直ぐにまともじゃないことをしてもらいたくて仕方のないようにしてやるよ。
そうしたら、母親と一緒に4人で楽しもうか。まともじゃないことをして。」
礼二はそう言うと、ゆっくりと腰を落とし、紗理奈の割れ目にペニスを入れた。
そう。あっけないほど簡単に、
ゆっくりではあったが同じスピードを腰を落としていったのだ。
十分すぎるほどの潤っていた紗理奈のオマ〇コは、いとも簡単に礼二の侵入を許した。
紗理奈自身、割れ目をこじ開けて入ってくる瞬間、
今までとは少し違うなという違和感を覚えた程度だった。
礼二はそのまま紗理奈の奥まで侵入し、止まった。
「さてと、本番はここからだ。」
礼二は紗理奈の唇をいやらしく舐め回しながら不気味な薄笑いを浮かべた。
紗理奈に嫌悪感が走った。
紗理奈が顔を背けると、礼二はゆっくりと腰を引いていく。
紗理奈は自分の下半身に、ズズッと引き摺られるような感触を感じた。
(えっ?なに?これって?)
礼二は顔色一つ変えず、そしてペニスを引き抜いていくスピードも全く変えず、
動き続けている。
礼二のペニスが紗理奈の割れ目の入り靴辺りに差し掛かった時だった。
(えっ?嘘っ。な、なんなの?これって。)
こんなにゆっくりな、そしてゆったりした感じさえするレイプなどあるだろうか。
レイプとは、泣き叫ぶ女を無理矢理力づくで犯すものじゃないのか。
服も下着もびりびりに引き裂かれ、頬を張られ、
愛撫などそこそこに、まだ濡れてもいない股間にペニスを押し付けられ、
泣き叫びながら嫌がる口を強引に塞がれ、
割れ目に唾液を練り込まれた後、一気に腰を突き出される。
泣き叫ぶ自分。
膝を抱えられ、広げられるだけ股を広げられて、
割れ目の周りのビラビラまでも取り込みながら、
ペニスが無理やり、奥へ奥へと侵入してくる。
有無を言わさず激しいピストン運動を始め、
乱暴に乳房を揉み、首を絞め、脅し、ひたすら腰を動かす男。
汗まみれになって抵抗し、やがて、腕の力も足の力も尽き果て、
唇をかみしめながら男が果てるまで耐えるしかない自分。
女がどう感じるかなど全くお構いなしに高速ピストンを繰り返し、
呻き声を上げ始める男。
中出しだけはやめてと叫ぶ女を無視し、
ドクドク白濁液をオマ〇コの奥深くに放出し、
声を押し殺して泣く女と捨て台詞をその場に残して立ち去っていく男。
それがまともなレイプではないのだろうか。
男に拳を入れられた経験があったかなかったか、
礼二に問いかけられ、
そのおぞましさと非常識を訴えた紗理奈だったが、
フィストファックの経験はさておき、レイプされた経験は明らかに無かった。
いわばイメージだけだったレイプの世界を、
今日、紗理奈は初めて知ることになったのだ。
しかし、礼二のそれは、紗理奈のイメージとはあまりにもかけ離れていたものだった。
もちろん、レイプの理想的な姿などあるはずはないのだが、
紗理奈の心のどこかにはそうした体験への憧れ的なものもあったのは確かだった。
そんな紗理奈の戸惑いとは全くかかわりなく、礼二は冷静に事を進めていく。
大輔が感情をむき出しにして女に宣るのとは全く対照的だった。