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捜査中に触られて〜電車編〜
【痴漢/痴女 官能小説】

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完全な敗北-2

スキンヘッドが携帯の番号交換がしたいと言った。

『理由は、分かる筈だ。』
『あんたの仕事やプライベートは邪魔したりしない。』

と理由を説明した。取り引きに負けたら言いなりになる約束だ。やむを得ないと咲良は考え、

『連絡する時は、ワン切りして。』
『こっちから掛け直すわ。この約束を守れるなら教えるわ。』

と答えるとスキンヘッドは、了承した。番号交換が済み、咲良は、

『名前何にする、仮名で良いけど。』

と聞く。スキンヘッドは、

『本名で良いだろう!』
『その方がお互いリスクが有るので返って秘密が守れる。』
『裏切らないだろう。』
『俺は、桜井太郎だ。偽名みたいだが本名だ。』

と言った。咲良は迷ったが直感でスキンヘッドこと桜井は信用出来る気がした。

『私は、奥山咲良よ。』

と本名を教えた。

【人が知ったら馬鹿にするだろう、相手痴漢なのに信用してと。】

でも咲良は、自分の直感を信じた。桜井は、

『疲れが取れたら、その出口を左に数分行った所にコインシャワーが有る、あんたには必要だろう。』
『そのうち、連絡する。』

と言い、改札口に向かった。咲良は、桜井の後ろ姿を見ながら

【凄かった‼】
【痴漢て女の経験が少ない人がやるものだと思っていた。】

と反省した。自分が桜井の取り引きに応じたのも、そうゆう先入観があった為だと思った。咲良は、結局桜井の言ってた通り、コインシャワーを利用した後、帰宅した。


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