投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

うっかりママさん
【若奥さん 官能小説】

うっかりママさんの最初へ うっかりママさん 5 うっかりママさん 7 うっかりママさんの最後へ

深田正司-3

両方の胸のこりっこりにいきり立った突起を優しく弄る指。

穏やかな動きで唇の柔らかい感触を確かめ合うキス。

雑さを感じさせない誠実な愛撫と定まったリズムの腰使い。

そこには深田さんの真面目で繊細な性格がそのまま表れていました。

いつの間にか彼の腰に手を回していたわたしは次の瞬間、彼の唸り声で我に返りました。


「ううううっ、良い、良いー!」

「んう、あっ、あっ!せいやパパ駄目よ!着けてないでしょ!」


そういって深田さんを突き放そうとしたものの、

深田さんに肩をがっしり固定されていたわたしは思うように身動きが取れませんでした。

(ハッ!)

深田さんの顔には取り返した自信と共に今度は征服欲が溢れ出ていました。

さっきまでの真面目で優しそうな雰囲気は消え去り

その瞳には自分が完璧に制圧した獲物であるわたしが映っていました。

一定だった腰のリズムが激しく狂いだしました。

執拗に膣壁を捏ね回す予測不可能なその動きに思考が追い付かなくなったわたしはついに

額から大粒の汗を溢れさせ、突き放そうと彼の胸に当てていた手からは力が抜けました。

「あううぅー!」

「奥さん!奥さぁん!あああっ!」


目の前でフラッシュを焚かれたように頭の中まで真っ白になったわたしは

深田さんの先端からとめどなく1年分のうっぷんが流れ込んでくるのを直に感じました。

(温かいなー・・)

どくんどくんと最奥を目指して噴出する彼の赤ちゃんの素が

子宮の入り口にかかる度にくすぐったくて切ない感覚に襲われます。

わたしの胸に崩れ落ちた深田さんの頭を撫でながら

もし二人の間に新しい命が宿ってしまったらどうしようという心配と

落ちこぼれの雄鮭が、やっとこさ川を上り目当ての雌鮭の卵へ精をぶっかけるのに

成功した姿を見届けたかのような親心に包まれました。

二人でまったりとした時間を吟味していたその時

「あ!お迎えの時間だ!」

「え?本当だ、うっかりするとこだったわ!」

同時に飛び上がり、シャワーも浴びず急いで服を着ました。

傍目に深田さんの分身を拝見しましたが、また親指大に萎んでいました。

まだまだ完全復活への道程は長いけれど、第一歩を大きく踏み出したことに

小さく達成感を覚えながら、お互いホテルから出るタイミングを少しずつずらして

幼稚園に向かいました。

時間差で到着した深田さんはどこか堂々としていて背筋がピッと伸び

自信に満ち溢れているように見えました。

(男の人にとって成功体験ってすごく大切なのね)

感心しながら家路へ向かう途中まもるが

「せいや君はねー、妹が欲しいんだって。僕は弟が欲しいなー」

と機嫌よく話すのを聞いて、さっき膣内に直に出されことを思い出しました。

(帰ったらすぐに洗い流さなきゃ!)

わたしの手を繋いでスキップするまもるの屈託のない表情を眺めながら

今わたしの膣中を満たしている深田さんの遺伝子がまもるの兄弟の卵に突入しないか

焦りと不安に駆られましたが、この場ではどうすることもできないため

受精しないよう祈りながら歩く速度を速めていったのでした。


うっかりママさんの最初へ うっかりママさん 5 うっかりママさん 7 うっかりママさんの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前