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『真夏の遊戯』
【学園物 官能小説】

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『真夏の遊戯 side:A』-5

俺はタンクトップの裾をつかみ、引き上げようとした。
しかし、それは胸の膨らみに引っかかってしまった。
タンクトップが体にフィットしているのと、伊織の胸が予想以上に大きかったからだ。
ぐい、と上げた。
窮屈そうに白いブラの中に乳房が納まっていた。
タンクトップを上げた勢いでふるんと揺れていた。
その様子は圧巻だった。思わず、喉が鳴るほどに。
高揚する乳房はじっとりと汗ばんでいて、その戒めを早くほどいてほしそうだった。
「あんまり…、見ないで。はずかしいよ…」
木を背に伊織は手を口に当て切なそうに言った。
「もっと…恥ずかしくなんのに?」
「ぁ…」
俺は背中のブラのホックを外した。
戒めから解放された乳房が勢いよく弾け出た。
(やっぱでかいな…)
細い体にはやや不釣合い気味だ。
ブラを押し上げ、その全貌を見た。
ごくっ…。
形のよい丸い乳房。その双丘はつん、と持ち主とは裏腹に誇らしげにしている。
その頂上には桃色の蕾が息づいていた。
俺は壊れないように片方の乳房をそっとつかんだ。
そして…じんわりと力をこめる。
「やっ…、つぶれちゃう…」
熱い息を漏らしながら伊織がそう言う。
弾力に驚く。男の掌で包まれても余るその大きさにも。
指の間からは乳首がはみ出していた。
「伊織…」
「え…?」
耳元で囁く。
「すげードキドキしてる…」
「ばか…」
はみ出していた乳首をキュッ、と指で挟んだ。
「んぅうっ!」
指を噛み、声を押し殺していたが呆気なく漏れてしまった。
「感じる…のか?」
こくっ、と頷く。
伊織を抱く手をほどき、両手で乳房を揉み上げた。
一層、その乳首がそそり立つ。
乳房をぐっと寄せ、乳輪のまわりを舌でなぞった。
「ぁ…、くすぐったい…」
「イヤ?」
「ううん…、それより…」
「ん?」
「は…やく…」
もどかしげに言う。
「わかってるよ。じらしてんだから」
なおも舌は乳肉をなぞる。
「いじわる…、んっ…」
「コレだろ?」
乳首を指で弾いた。
「あぅっ…!そ…こぉ…、はやく…」
伊織の喘ぎが俺を残酷にする、ような気がした。
チュプッ…。
乳首を口に含むと、伊織は崩れ落ちそうになった。
「ちゃんと立ってな…」
背中を支える。
「だ、だって…」
息が荒い。
口のなかで乳首を舌でおすと、それは抗うように舌を押し返す。
軽く歯で噛むと伊織の体が大きく揺れた。
「れ…ん…、レンっ!」
チュウッ!
まるで赤子のようにそれを貪った。
片方の乳首は親指と人差し指で摘んだ。
くにゅっ、くにゅっ。
その小さな蕾にも確かな弾力があった。
「レン…、あたしおかしくなっちゃいそう…」
伊織のつぶやきに俺は彼女を抱いた。
「…俺も」


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