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『真夏の遊戯』
【学園物 官能小説】

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『真夏の遊戯 side:B』-9

「ぅあ…ぁんっ!はげし…。そんなかきまわしちゃ…」
ぢゅくぢゅくっ!
「いやぁっ!そこおかしくなるぅっ!」
「へ…へぇ…。ここがね…」
ズプッ!
より深く刺した。
「やぁぁっ!だめってばぁっ!」
葵の苦悶は俺も同じだった。
のーみそとけちまいそうだ…。
「ぁ…!も…だめぇっ!へんになっちゃうぅっ!」
おとなしい葵のものともつかない嬌声。
俺の腰もいつしか葵を激しく責めたてる。
ぶつかり合う腰の動きが徐々に快感を煮詰めて行く。
「い…やぁ…、もう…ぅく…」
「葵…、もぉ絶対はなさねぇから…」
「うん…んっ…、やくそくだよ…?」
もう…、イキそう…!
ぐぷぅっ!
より深く葵を貫いたときだった。
「あぅぅんっ!!かぐらちゃあんっ!」
ひとしきり高い声で葵が叫ぶと、ビクビクと俺を包みこむ肉襞がわなないた。
「で…るっ!」
葵の痙攣は俺の絶頂を誘発した。
葵の腰を掴んで持ち上げた。
どぴゅうっ…。
放物線を描き、白いものが飛び散る。
「うわ…、出過ぎ…」
腹の上に出しきってその量に驚く。
首に巻いていたタオルであわてて拭った。
ぼーっとしている葵を横にして股も拭いた。
まだ少し痙攣していた。
とろんとした眼差しで俺を見ている。
「しっかりしろ」
ぴたぴたと頬を打った。
「…神楽ちゃんやっぱ、加減知らず」
顔に汗を浮かべながら憎まれ口を叩いた。
「うるせ」
そのほっぺたを軽く摘んでやった。

「大丈夫か?フラフラしてんじゃんか」
「う、うん。あのね」
耳打ちをしようと顔を寄せる。
「なんだ?」
「…あそこが、ひりひりするの」
「バカ、早く言えよ。おぶってやったのに」
「だってはずかしいもん…」
スタート兼ゴール地点の広場にはコースをまわり終えた連中が思い思いにしている。
こちらに駈けて来る者がいた。
「あ、葵さーんっ!大丈夫だった?いきなり走るから…、見失ったよ」
「古河くん…」
「無事でよかった…。さっきはゴメン…」
ははぁ、コイツが葵の相手だったんだな。
「お化けに助けてもらったもん」
俺を見上げてニッコリ笑う。
「それで…あの…、さっきの返事だけど…」
俺のほうをチラチラとみながら。どうやら邪魔らしい。
「返事はコレだよ」
がこっ!
ゲンコツを横っ面にくれてやった。
「なにすんだよっ!」
吹っ飛ばされて古河はうめいた。
「ジェントルのかけらもないヤツには葵はやんねーよ」
葵の手を引いてその場を退く。
「ねぇ、神楽ちゃんはジェントルなの?」
面白そうに葵が聞く。
「バーカ。きまってんだろ」
人差し指で葵のデコを突いた。
「『かけら』はあるっつーの」
けらけらと葵が笑う。
久しぶりに聞いた笑い声は昔のものと同じだった―。


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