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あなよろし 2
【ロリ 官能小説】

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あなよろし 2-5

変態おやじに豹変したさゆりが本当に尻を舐めてきたので、思わずグーでパンチしてしまいました。
「いてて……めんごめんご。……さて、ここで質問です」
「え?」
「姫川ほたるさん、あなたは今日、ウンチが出ましたか?」
「……今朝、しましたけれど……」
「よろしい。したのは朝ですね。では、あなたの腸の奥には、翌朝出るであろうウンチくんが、もうスタンバっているはずです。そのウンチくんに、これからコンニチハしてもらいましょう」
「ええ? コンニチハって……出すの? ウンコを」
「出します。掻き出します」
「……やめようよー。汚いようー」
「さゆりのウンチなら、ぜんぜん汚くないです。さあ、ぐずぐず言わない。アナルセックスしたいんでしょう? まずはその一歩を踏み出さなきゃ」
「…………はい」
さゆりにテキパキと指示され、下半身裸の私はベッドの縁に上がって、しゃがみ込みました。この前のおじいさんのように、ティッシュペーパーとレジ袋を用意したさゆりは、さっそく右手の中指に唾を付け、私の肛門に塗りたくります。こっちが「ひゃうん!」と声を上げると「いひひひひ」と下品に笑いながら、さらに唾を付けてきます。他人に身体……それも、肛門をいじられるのが初めての私は、顔が一気に火照ります。
「それでは、ほたるさん。これからあなたのウンチくんをほじくり出しますぞ」
肛門が、さゆりの指先の圧を感じます。そして、ゆっくりと指が入ってきて……
「ストップストップ!」
わめきましたが、さゆりの指は止まりません。異物を直腸に感じ、私は目を白黒させます。
「んーーー? いないなあ、ウンチくん」さゆりの指が私の中でグニグニします。(やめてくれ〜)「奥の奥に潜んでるんだなあ。これは、刺激を与えて引きずり出すしかないようだねえ、ふふふ……」
中指がピストン運動を始めます。ぞわわ〜っという感じが背中を走り『やっぱり来るんじゃなかったー』と反省しましたが、もう後の祭りです。
「ねえ、ほたる。ウンチが出るまで、けっこう時間がかかるから、おしゃべりしながら指を動かすね」
「ええ? ……時間かかるの? 長くやるの?」
「うん。リラックスして、気長におしり突き出しててね。……あ、痛くなったら言ってね。唾つけ直して指入れるから」
指ピストンがゆっくり続きます。妙な感覚で、直腸の筋肉が時々、勝手にキュッと締まります。
「おおー、いい締まりだねえ。いひひひひ」
「さゆりまた、オヤジ化してる。……普通にやってよ」
「へいへい。……ところでさあ、ほたる。ほたるは花札やったことある?」
「花札? ……あの、猪鹿蝶とか絵札があるやつ?」
「そうそう」
「小さい頃にやったかなあ? その花札がどうかしたの?」
「おじいちゃんが花札で遊ぶのが好きでさ、小学校の頃はよく付き合わされたものだよ。で、絵札の中にさあ」
「んっ……、ちょっと、もう少しゆっくりやってよ。指、指」
「ああ、速すぎた? ごめん。……で、絵札の中にさあ、赤タンってのがあるわけ」
「……見たことあるかも。青いのもなかった?」
「それは青タン。で、赤タンには文字のないやつとあるやつと二種類あってさ、書かれてある文字が “ みよしの ” なんだ」
「へえー、さゆりの名字、美吉野と同じ?」
「うん。花札のほうはカナで “ みよしの ” って書かれてあるんだけどね」
「凄いじゃない。美吉野っていい名字だと思ってたけど、花札にゆかりがあるとはねえ」
「えへへ。……で、赤タンには別な文字のやつもあってさ」
「別な文字?」
「うん。“ あのよろし ” って書いてあるの」
「あのよろし?」
「正確には “ あかよろし ”って読むそうなんだけど、達筆すぎて普通の人だと “ あのよろし ” としか読めないんだ」
「ふーん」相づちを打ちましたが、急にオナラが出そうになってきました。「ちょっとタイム。さゆり、ストップ、指抜いて」
「どした?」
「なんだか、……ガ……ガスが出そうなの」
「ガス? ああ、屁か」
今夜のさゆりはガサツです。
「いい兆候だ、ほたる。屁は、ウンチがもうそこまで来ているって証拠。遠慮しないで出して出して」
「バカ、出せるわけないじゃない」
「あのねえ、ほたる。今やってるのは “ アナルトレーニング ” なんだよ。放屁はその一環。何度も言うけど、こんなところでつまずいてちゃあ、あの、すんごく気持ちいいアナルセックスにはたどり着けないよ」
叱られちゃいました。
 しかたなく私は覚悟を決め、肛門を少しゆるめ、オナラをしました。出来るだけ加減して、プ〜ッと、かわゆく。
「よし、出たな。出たということはウンチくんも近いってことだ。さあ、いくぞぅ」
さゆりはまた中指を唾で湿らせ、肛門にニュルンと入れると、ズボズボやり始めました。
「やあーーーーん」
お尻を引っ込めようとしますが、さゆりの左腕が股のほうに回って押さえつけます。
ズボズボズボズボズボズボズボズボ……
 さっきの赤タンの話は置いてけぼりになり、指の出し入れだけが続きます。そうしているうちに、私の便意が募ってきました。
「さゆり」
「ん?」
「出る」
さゆりはサッとティッシュを私の尻の下へ持ってきます。
 モリッという感じで排便が始まり、いきむと、モリモリッと長めのやつが出たようです。
「おお、健康的な茶色だね。形もバナナ型。ほたるの腸内環境は良好だね」
排泄物をまじまじと見つめるさゆり。他人のウンコなのに嫌悪感はまったくないようです。
「臭いから早く仕舞ってぇ」
「健康的なウンチは、そんなに臭くないんだよ」
「いいから早くう」
ウンコがレジ袋の中へ収まり、ほっとしていると、さゆりがお尻を拭いてくれました。くれましたが、またもや指を入れてきます。とがめると、「まだウンチが潜んでいるはずだ」と言って指ピストンを繰り出します。


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