香澄と真奈美 母と娘の関係を越えて-2
「あ、そ、そこは……。」
「もう十分すぎるほど、濡れているね。香澄さん。お母さんの拳の味はどうだった?」
「ああ、そんなこと、恥ずかしいわ。」
「じゃあ、もっともっと恥ずかしいこと、してあげるね。」
敏明はそう言うと股間にあてた指を激しく動かし始めた。
「あ、あ、い、いきなり、そ、そんなに強く……。」
香澄は敏明の身体にしがみついた。
いつの間にか麗子の手によって香澄の両足は大きく拡げられ、
香澄の股間はすべてを剥き出しにされた。
敏明の指は香澄の割れ目から中へと侵入し、
オマ〇コの中を掻き出すように激しく動き続ける。
そうしながらも親指は香澄の一番敏感な突起をこね回すようにして動き、
敏明の手の動きに合わせ、香澄の股間からはジュボッジュボッという音が聞こえ始めた。
「あ、あ、と、とし君。あ、あ、すごい、ねえ、それって、それって。」
「どうですか?ここ、こうされると。」
「あ、あ、駄目よ、出ちゃう、出ちゃう、あ、い、」
香澄の身体が一瞬硬直し、脈打つように動き始めた。
それに合わせるように香澄の股間から激しい飛沫が迸り始めた。
「あ、だめ、出ちゃう。出ちゃうわ。」
「いいんですよ。香澄さん。潮吹きは初めてですか?」
「あ、こ、こんなの、は、恥ずかしい、あ、あ、また、また、出ちゃう。」
敏明は首を大きく振って耐える香澄を無視するかのように指を動かし続けた。
香澄の身体が大きく脈打ち、エビのように反り返ると、
その動きに合わせるかのように飛沫がさらに激しく飛んだ。
香澄の飛沫はベッドのシーツに水溜まりを作るほどだった。
「へえ〜。お母さんもそんな風になるんだ。」
「ま、真奈美も、こ、こうなったこと、あ、あるの?」
「たま〜にだよ。真奈美、あんまり好きじゃないかも。
後が大変だし。結構疲れちゃうし。」
「そ、そうなんだ。」
「でも、今のお母さん見てて、真奈美、小さい頃のこと、思い出しちゃった。」
「小さい頃のこと?」
「うん。真奈美が夜中におしっこに起きたら、お母さんとお父さんが裸で、
おかあさん、お父さんに後ろから抱っこされてて、おしっこの格好させられてたよ。」
「ま、真奈美。そ、そんなこと、まだ覚えてたの?」
「うん。ずっと不思議だなって思ってたから。
あの時は、今みたいにお潮は吹いてなかったけどね。
でも、真奈美もあの格好で、してもらったことあるし。
真奈美、お気に入りかもしれないな。あ、そうだ。とし君。あとでしてね。」
「その体位って、背面駅弁、かな。ものすごく難しい体位なんだ。」
「難しいの?」
「うん。男の人の体力があることと、ペニスが長めじゃなきゃ無理だろうし。
なによりもかなり硬く勃起していないと無理かもね。」
「へえ、じゃあ、お父さんって結構すごいんだね。
でも、とし君のお父さんも前にしてくれたんだよ。
真奈美が今話したお母さんのおしっこの格好の話、したら。」
「ま、真奈美、そんなことまでしゃべってたの?」
「えっ?でも、セクスって、恥ずかしいことじゃないんだよ。お母さん。」
「それはそうかもしれないけれど……。
真奈美ちゃん。正直に言ってね。
こんなお母さんのこと、軽蔑してない?」
「軽蔑?う〜ん。言葉が難しくってよくわからないよ。」
「真奈美。お母さんはね、真奈美がお母さんのことを、
ああ、なんかいやだなあ、とか思っていないか気にしているんだよ。」
「お母さんのことを?どうして?真奈美、お母さんのこと、大好きだよ。」
「ほら、さっき、お母さん、おもらしみたいの、しちゃったじゃん。
ああいうのを見て、真奈美ちゃんがお母さんのことをいやだなあ、
って思ったりしていないか、お母さんは気にしているんだ。」
真奈美は母親の顔を不思議そうな表情で見つめながら言った。
「あのね。お母さん。
とし君のお父さんが言ってたよ。女の人全部がそうなるんじゃないって。
それに、いつでもそうなるとも限らないんだって。
体調とか、相性?とか。そういうのがそろっていないと、駄目なんだってさ。
ボルチモ?ボルモチ?
真奈美も、ちょっと前に初めて経験したんだけど、
それも、全部が全部、そうなるんじゃないんだって。
え〜と。そういうのも個性だって。
それぞれの良さだって、とし君のお父さんが言ってた。」
香澄は自分の知らないことを一生懸命に話す自分の娘を不思議そうに見ていた。
「真奈美もそうだな〜って思ったよ。
ああ、真奈美はこんなに感じやすい身体に産んでもらえたんだなって思ったの。
男の人が喜んでくれるような身体に産んでくれてありがとって思ったんだよ。」
「真奈美ちゃん。」
「ねえ、お母さん。お父さんもすごいんだって。」
「お父さんも?」
「うん。遺伝子っていうのがあって、
真奈美みたいな身体は、お母さんの遺伝子がすごいだけじゃできなかったんだって。
お父さんの遺伝子も、お母さんの遺伝子も素晴らしくって、
で、それが一番すごい形で結合?だっけ?分裂?だっけ?なんかしないと、
真奈美みたいな身体の女性は生まれてこないって。
だから、お母さん、ありがとう。」
「真奈美ちゃん。」
「だって、だから、真奈美、とし君を助けることができたんだよ。」
黙って母娘の会話を聞いていた敏明はたまらずに口をはさんだ。
「真奈美ちゃんのお母さん。本当にそうみたいです。というか、そうなんです。
ぼくと真奈美が出会うことは運命だった。
そして真奈美がぼくを助けてくれることも。」
「だから香澄。わたしたちがこうして今、一つのベッドの上にいるのも運命なのよ。」
麗子の言葉が真奈美の心の一番深いところにゆっくりと落ちていった。