投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

Twin Guns 無敵の女刑事の最初へ Twin Guns 無敵の女刑事 224 Twin Guns 無敵の女刑事 226 Twin Guns 無敵の女刑事の最後へ

キャバクラトークの取調べ-9

「華英、様子が変よ?どうしたの?何かあった??」
いつもコンビを組む華英の異変には人一倍敏感だ。マギーは心配そうな顔をして華英の顔を覗き込む。
「んーん?何でもないの。少し疲れただけ…。」
「そう…。」
何かを隠してると感づきながらもあえて追求しなかった。

「でも華英と一緒じゃないと調子狂うなー。他の人だと呼吸が合わないって言うか、私は華英のハチャメチャなペースに巻き込まれた方が合ってるのかも♪」
そう言ってペロッと舌を出した。しかしいつもなら憎まれ口を叩いて来るはずだが、やはり元気がない。力なく笑うだけだった。そうなると益々心配になってしまうマギー。心が切なくなって来た。

「ゴメンなさい…」
華英が俯きながら小さな声でそう言ったが、声が小さすぎて良く聞こえなかった。
「え?何ぁに??」
顔を寄せるマギーの目に華英の涙が見えた。
「ゴメンなさい…。ゴメンなさい…」
いきなり謝る華英に混乱するマギー。
「え?どうしたの??どうして謝るの…?」
肩をゆするマギーに華英は顔を上げる。涙が大量に頬を伝う。その様子にマギーは驚いた。
「ゴメンなさいマギー!ゴメンなさい…!」
華英はそう叫ぶように言うと号泣しながらマギーに抱きついた。
「どうしたの!!ねぇ華英??」
「ゴメンなさい!うわーん!」
華英の嗚咽が止まらない。
「華英…?華英…?」
「うわーん!!」
子供のように泣き続ける華英の体をマギーは強く抱き締める。妹のように思っている華英に、無意識に言葉が出る。
「大丈夫、私は何があっても華英の味方だから…ね?」
そう言って強く強く、華英を抱き締めていたのであった。

(1人じゃないのよ、あなたは…。)
そんな2人を陰から見つめていた若菜は華英に向かって心の中でそう囁いたのであった。


Twin Guns 無敵の女刑事の最初へ Twin Guns 無敵の女刑事 224 Twin Guns 無敵の女刑事 226 Twin Guns 無敵の女刑事の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前