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蛙の子は蛙 
【兄妹相姦 官能小説】

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美沙希の初恋-3

セックスはしないという条件付きの、妹との相互愛撫。

恵介はその行為に十分以上の魅力を感じながらも、あの約束だけは違えなかった。
そう、美沙希に本当の恋人が出来て、
バージンを捧げるまでは美沙希とセックスはしない、という約束だ。

しかし実のところ、最近になって、美沙希以上に恵介の方が、
この約束を守り抜くことは難しくなってきたのだ。

美沙希のテクニックは回を重ねるごとに上達していく。
おそらくは詩織から恵介の性感帯や感じるフェラの仕方などを教わっているのだろう。

体つきも、恵介によって日常的に重ねてきた愛撫によってなのか、
どんどん大人の身体に近づいてきて丸みを帯び、陰毛も生えそろってきた。
ウエストはもともと締まっていたが、部分部分のメリハリもつき、
何よりもバストの成長は目覚ましかった。

目の前に広げられた美沙希の股間に顔をうずめながら、
ついつい流れで、美沙希の中にペニスを押し込もうとしている自分に気づき、
慌てて腰を引いたことが何度もあった。

美沙希は美沙希で隙あらば恵介のペニスを受け入れようとしているので、
隙も何もあったものじゃない。
あれだけかたくなに拒みながら、流れで何とかくそうなってしまうことは、
兄の面目にかけてもあってはならないことだと恵介は改めて思った。


「ねえ、お兄ちゃん。今日も入れそうになったでしょ?」
いつもの愛撫が終わり、兄妹二人してシャワーを浴びている時に美沙希が言った。
「そ、そんなこと、あるわけないだろ?」
「そう?でも、ペニスの先端でわたしの割れ目、擦ってなかった?」
「あれは、美沙希に新しい感覚を教えてやろうと思ってだよ。
 指とはまた違っていて、新鮮だったろ?」

「うそよ。指よりも動きは鈍いでしょ?それにかなり深くまで入れてたよ。」
「い、入れるわけ、無いだろ?入り口を擦っていただけだ。
 お前の愛液で滑りがよくなっていたから、少し奥まで入ったかもしれないけどな。」
恵介は美沙希から目をそらし、顔を洗い始めた。

「わたしが少し腰を前に出してたら確実に入ってたよ。
 ねえ。何処まで入れてら処女じゃなくなるの?
 処女膜って言うけど別に膜が張ってあるんじゃないみたいだし。
 自分がどう思うかじゃないのかなあ。」

「その、自分がどう思うかっていうやつが一番大事なんじゃないか。
 大事な人が出来た時に、ああ、あんな男にあげなきゃよかった、
 そう思わないようにすることが大事なんだよ。
 その時に後悔したら何にもならないだろ?」

「そうなのかなあ。その時、一番大事って思えたんだったら、
 それはそれでいいんじゃないの?
 それにさあ、例えばバイブとか入れちゃった場合はどうなるの?」
「バイブ?そんなもの持ってるのか?」
恵介が驚いたように顔を上げ、美沙希を見た。

「別に自分のじゃなくても母のをコッソリ持ってくればいいだけでしょ?」
「お、おい、美沙希。まさかお前、本当に使ってるんじゃないだろな?」
「大丈夫よ。この頃そんなにオナニーしてないし。
 バイブとかあんまり使うと形が変わるって誰かが言ってたからクリトリスだけ。」
「指をうっかり入れたりすると癖になるから気を付けろよ。」
「そういうお兄ちゃんだって、ペニスの先っぽ、入れてきたじゃん。」
「だから、あれは違うって言ってるだろ。」

「ねえ、いいんだよ、無理しなくても。わたしはいつでもОKなんだから。」
美沙希はボディーシャンプーで泡だらけの身体を恵介に摺り寄せながら言った。
美沙希のすっかり大きくなった、少し硬めのバストが恵介の胸に押し付けられる。
そして恵介の背中に腕を回し、上半身を擦りつけてくる。
恵介の理性を無くそうとする作戦だ。

「だめだ。お前の最初の男はオレじゃない。オレじゃダメなんだ。」
恵介は毎回この誘惑に辛うじて打ち勝ってきた。

「まったく。いつまでその意地が張れるのかしら。」
「いつまでって、お前が処女を捨てるまでだ。」
「その捨てるっていう方は好きじゃないけどね。」
「あ、ごめん。捧げるまで、だ。」
「じゃあ、処女じゃなくなったらいいんだよね?」
「そ、それは前から言ってるだろ?」
「確認だよ、確認。」
「それまでは絶対にダメだからな。」
「その後ならいいんだってことだよね。まあ、いつか誘惑してあげるから。
 そのためにもいろいろと勉強しなくちゃ。」

(まったく。学校の勉強も、そのくらい熱心にしろっていうんだ。)
「で、今日も会うのか?詩織&沙織姉妹に。」
「もちろん。だって部活だし。明日は朝早いから、沙織ちゃんちにお泊り。」
「朝早いんだったら、早く寝ろよ。」
「はいはい。疲れ切ってから寝ますよ〜。ぐっすり。」


そんな美沙希が突然恋をした。
それは詩織が中学3年になった夏のことだった。
相手はサッカー部のキャプテン、三浦大輔だった。
実は大輔は、1年生の時から美沙希に好意をもっていたようで、
何度も告白しようとしていたらしかった。

プレーでは積極的に走り、大きな声で指示を出す大輔も、
私生活の面では意外にもシャイだったようで、
何度も告白しようとしてはできずに2年間を無駄にしたのだ。

3年生になり、チームからの信望も厚かった大輔はキャプテンに選ばれた。
そして周りのメンバーから背中を押され、ようやく美沙希に告白したのだった。

美沙希は黙って頷き、その気持ちを受け止めた。
翌日から、手もつながずに、大輔の少し後ろを下を向きながら、
それでも時折うれしそついて歩く美沙希の姿があった。

キスどころか互いに手も握らない。そんな関係がしばらく続いた。
恵介や詩織&沙織との関係では積極的な美沙希も、
いざ自分の恋愛となるとなかなか先に進めなかったのだ。


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