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蛙の子は蛙 
【兄妹相姦 官能小説】

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兄妹の思春期-3

《ンン、ア…アウ…イ…ムンッ》

(???)
美沙希はそっと教室を覗いた。
兄の恵介の顔が見えた。
身体が前後に揺れている。
声を掛けようとした時、兄の身体の前に中腰になった女生徒が見えた。
彼女のスカートはまくれ上がり、白いお尻が見えた。
兄は女生徒の腰を掴み、激しく腰を動かしている。
(???)

「ね、恵介く、ん。いっちゃう………。」
次の瞬間、恵介が身体をのけぞらせるようにして腰を思い切り突き出した。
「ウッ………。」
二人の身体の動きが止まり、やがてゆっくりと兄は女生徒の腰を離した。

女生徒が顔を上げた。
(???)
兄の部屋に置いてある写真立てで見たことのある女生徒、しかも美沙希もよく知った顔だった。

「恵介君、詩織、またいっちゃった。」
「詩織も好きだよなあ。明日まで待てないのかよ。」
「だって、明日は倫子先生からするんでしょ?詩織、我慢できないもん。」
(倫子先生からする?なんのことだろう。)

「大丈夫。明日は泊めてもらう予定だろ?詩織のこともたっぷり可愛がってあげるよ。」
「じゃあ、倫子先生と一緒に、たっぷり味わわせてもらうわ。」
女生徒は制服を整えると恵介に抱きつき、キスをした。
恵介もそれに応じて、しばらくキスが続きた。

「じゃあ、先に行くね。」
美沙希は慌てて隣の教室に入り、女生徒が通り過ぎるのを待った。
しばらくして恵介が教室を出た。
美沙希はどうしたものか一瞬迷ったが、気が付くと廊下に飛び出していた。

「お兄ちゃん。」
「な、なんだ、美沙希か。びっくりした。」
「お兄ちゃん、今、何してたの?」
「今?あ、今って、あ、そっか、見たのか?」
「うん。驚かそうと思って………。」
「そっか。見られちゃったか。」
「ねえ、あれってもしかして…セックス?」
「………。知ってるんだ。そうだよな。知らないわけないか。」
「お兄ちゃんだけじゃないよ、お母さんたちの部屋、覗いてるのは。」
「そっか。」

そのまま、二人は並んで歩き始めた。
ほとんど会話はないまま、家に着いた。

「ただいま。」
「おかえりなさい。あら、二人一緒に帰ってくるなんて珍しい。」
母親は笑顔で兄妹を迎えた。
「どうしたの?二人そろって元気がないみたいだけど。何かあった?」

「………。いや、実は………。」
恵介が何か言いかけると、美沙希が口をはさんだ。
「別に、何にもないわよ。お兄ちゃんに勉強、教えて欲しいって言ったら、
 忙し〜ダメって断られちゃって。」
「確かに受験勉強、しっかりしないとね。」
「でもね、明日、じっくり教えてくれるって。
 お友達と一緒に勉強するから、そこにわたしも行っていいって。
 ね、お兄ちゃん?」
「あ、ああ、そ、そうだな。」
「ねえ、お母さん、それでね、お泊りで勉強するんだって。
 わたしも一緒にお泊りしちゃってもいいかなあ?」

「お泊りで勉強会?恵介のお友達に悪いんじゃない?勉強の邪魔でしょ?」
「そんなことないよ。わたしもしっかり勉強するし、お兄ちゃんの邪魔はしないから。」
「どうなの?恵介。美沙希が一緒で邪魔じゃないの?」
「えっ?あ、ああ、大丈夫、だよ………。」
「やった〜。ね、お母さん。じゃ、明日はわたしもお泊りでいいわよね?」
「そうね。恵介がいいって言うのなら。
 恵介、あとで誰のおうちに泊まるのか、お母さんに教えてね。
 お電話しなくちゃ。」
「あ?ああ、わかった。」

夕食を済ませ、家族そろってテレビを見ている時、母親の芽衣が言い出した。
「そうだ、恵介。明日泊まるお友達の家に電話するわ。番号、教えて。」
「電話?あ、ああ、そっか。」
「誰のおうち?」
「あ、えっと、待って。」

恵介は自分の部屋へ行くと、クラスメイトの南野律に電話した。
「わりい、ちょっと相談。………。………。」

南野の家に泊まることにし、声色を使って父親を演じてくれた律のおかげで、
恵介は事なきを得た。

「これ、貸しな。」
律に借りは作ったが、母親をごまかすことには成功した。



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