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蛙の子は蛙 
【兄妹相姦 官能小説】

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兄妹の思春期-2

恵介はそうした両親に育てられた。
それが異常だとは一度も思ったことはなかった。これが自然なのだと思った。

なぜなら寝室での両親は、普段とは全く違った姿を見せながらも、
かわされる言葉の端々に二人の信頼や愛情が感じられたからだ。

恵介は倫子との間にも、その信頼と愛情を創り出そうと全力を尽くした。
悲しみに打ちひしがれた女性はただただ優しく抱きしめてあげればいい。
けれど、それだけでは収まらない時もある。
女が結果を求めるときには、時として、男としてそれを示さなければならない。
中途半端な同情はむしろ悪い結果を招きかねないのだということを、
言葉だけでなくそれに相応しい行動で示そうとしたのだった。

初任教師の未熟な誘いに、恵介は自分の知識を総動員して応えたのだった。
セックスの経験のさほど多くはなかった担任教師をリードする形で初体験を終えた。

それ以来、中学を卒業するまで倫子はたびたび恵介を誘った。
倫子は恵介が守らねばならない存在となっていたのだ。
しかし、やがて恵介はクラスの中のある女子、小林詩織を好きになる。
初めは詩織の方からの告白だった。
その精一杯の告白に恵介の心は動いた。
ドキドキしながら手を繋ぐようになり、
心臓が壊れるのではないかと思うほどの緊張感の中で詩織とのキスを経験した。

詩織の家は両親が不在がちだった。
放課後、恵介が詩織の家まで送っていき、そのまま詩織の部屋で1時間ほど過ごす。
両親が帰ってくるまでのその時間が当たり前のように二人のデートの時間になった。
やがて、どちらともなく詩織のベッドに倒れ込んだ二人はそのまま結ばれた。

詩織との恋人関係がどんどんと深まっていく中で、恵介は倫子との関係も続けていた。
ある日の放課後、涙ぐむ倫子を思わず抱きしめてキスをしている現場を詩織に見られた。

詩織は驚愕し、そして激怒した。
恵介はさすがにまずいと思い、倫子から離れた。
詩織が近づいてきて倫子の頬を叩いた。
詩織の口から出た言葉は正に意外なものだった。
「先生、酷いわ。わたしだけって言ってたじゃない。」
床にしゃがみ込み泣き出した詩織に倫子が駆け寄った。
「ごめんね。でも、先生、恵介もいないとダメなんだ。」

あっけにとられる恵介を尻目に、倫子と詩織は抱き合い、キスをし始めた。
倫子は恵介を見つめながら詩織の制服を脱がし始めた。
詩織も、黙って恵介を見つめたまま、倫子にされるままになっていた。

(先生と詩織はレズだったのか………。)
「ねえ恵介君。こっちに来て。」
「そうね、それがいいわ。」
倫子と詩織に誘われるまま、恵介は二人に近づいていく。
詩織の手が、倫子の手が、恵介のペニスへと伸び、ゆっくりと握り締めた。
二人は反対側の手を恵介の首に回し、抱き寄せた。
三人は一つの塊のようになり、しばらく抱き合ったまま、キスを交わした。
恵介と倫子、恵介と詩織、そして倫子と詩織、
それぞれが舌を絡め、つばを飲み込み、床に転がりながら抱き合った。
抱き合いながら互いの服も下着も脱がしていった。

全裸になった3人は全てを忘れ、抱き合った。
そして恵介は倫子の目の前でバックから詩織と交わった。
詩織は倫子とキスをしながら恵介を受け入れた。

詩織がいきそうになる直前、倫子は詩織を押しのけ、恵介を床に倒した。
そのまま恵介の身体の上に乗った倫子は、
詩織の愛液まみれのペニスを自分の割れ目にあてがい、ゆっくりと腰を落としていった。

そんな恵介の身体の上で腰を振る倫子に詩織がしがみつき、
倫子のバストを揉みながらキスを繰り返した。

恵介は何度か相手を代え、二人のオマ〇コの中に1度ずつ射精し、我に返った。

恵介がかなりの疲労を感じている中、倫子と詩織はキスを繰り返しながら服を着ていた。
互いに身だしなみを確かめると、倫子は恵介の手を取って言った。
「恵介君。わたしたち3人、うまくやっていけるよね?」
恵介は黙って頷いた。

それから3人は倫子のアパートで身体を重ね続けた。
3年生になり、詩織と恵介は別のクラスになり、担任も男性教師になった。
倫子は1年生の担任となり、学校での関りはなくなったが、
詩織と恵介は週末は倫子の部屋で過ごすことが多くなった。

倫子は教え子二人の高校受験に備え、倫子の部屋での最低2時間の学習時間を求めた。
2時間、恵介と詩織は互いに教え合いながら学習に集中した。
その時間が終わると、3人は誰からともなく抱き合い、服を脱がせ、抱き合った。
時には恵介だけが学習を継続し、倫子と詩織二人が抱き合うこともあった。

恵介が3年へと進級した年の春、恵介の妹、美沙希も同じ中学に入学してきた。
美沙希のクラスの担任は倫子だった。
美沙希はクラス担任になった倫子を見て、
「あ、兄貴の好きなタイプだな。」と思った。

サッカー部のマネージャーになったた美沙希は放課後、遅くまで活動した。
練習が終わり、部室の片づけをしていると、明かりのついたままの教室がある。
(兄貴のクラスだ。)
そう思った美沙希は、兄を驚かそうと、こっそりと兄の教室へ向かった。
足音を忍ばせて教室に近づくと、中から押し殺したような声が聞こえてきた。


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