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永遠の契り
【熟女/人妻 官能小説】

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永遠の契り-5

5.運命の出会い
 正彦の妻は、一度流産の後、娘を一人産むと、子宮筋腫で全摘出手術を受けた。元々セックスに淡白だった妻は、益々セックスに興味をなくした。それでも時として正彦の求めに応じていたが、2年前に股関節の痛みを発症してからは、全くセックスと縁を切ってしまった。
 そんな時に、真理子との出会いが起こった。真理子と一言二言、言葉を交わしただけで、何とも言えない親しみを覚えた。美しいだけでなく、自分に好意を持っているらしいこの女性、大学時代に妹の友達として出会ったと言う。青春時代の例えようの無い胸の疼きが蘇る。
「車で来ているので、お送りしましょう」宴も退け時が近づき、正彦が声を掛けた。
「宜しいんですか?助かりますわ、池袋なんですけれど宜しいですか?」「お安い御用ですよ」
 春日通りを池袋に向かって、車を走らせる。大塚三丁目を過ぎて大塚公園を右手に見て、右折した。公園に人影はなく、車を木蔭に寄せて停車した。正彦は、手を伸ばして真理子の指を探った。真理子の指が絡んできた。腕を引くと、真理子の髪の毛が、正彦の頬に重なった。
 公園の大樹の葉隠れに、かろうじて新月が覗く。街路灯の灯りも、車内までは届かない。
「真理子さん」正彦が唇を寄せると、真理子の唇が下から吸い付いてきた。
 真理子の胸元から、隠微な香りが漏れてくる。真理子の袖口から手を差し入れて、乳房を探った。真理子は正彦の手が入りやすいように、身体を捩った。豊満な乳房が、正彦の手に溢れた。正彦の股間が膨れ上がった。
「正彦さん、好きよ」真理子の舌が、入ってきた。
「真理子さん、好きです〜大好きです」真理子の舌を吸いながら、裾を割って指先を腿に伸ばす。しっとりと汗ばむ柔肌を進んで、指先に湿った茂みが絡む。掻き分けて、さらに指先を伸ばす。
 真理子の胸元から漏れる隠微な女の匂いが、強くなった。喉を鳴らして真理子のうめきが耳を擽る。盛り上がる正彦の男根が、ズボンの下で行き場を失って悲鳴を上げる。
 二人の間のセンターボックスとサイドブレーキが邪魔をして、これ以上近付けない。
「正彦さん、わたしもう駄目です。好きなようにしてください」
「君が欲しい」
 真理子の頬が、こくりとうなずく。
 正彦は無言のまま車を発進させた。
 


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