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茶道教室の性奴隷
【SM 官能小説】

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その2 愛奴を調教して-4

その他にも、茶碗を飲むとき軽く右手に添えて、
茶碗の正面からは飲まない。
飲み方にも三口半で飲むなどそれぞれ作法があり、
ある程度茶道に慣れている人間にはそれが常識としての知識がある。

しかし、私のようなまったくの素人がこのような茶会に招かれる事は稀であり、
ある程度の教養と知識が必要になる。

しかし私は愛奴であるさつきの誘いを気楽に受けてしまったために
大恥をかいてしまったのだ。

「お客様、出されたお菓子をそのように手で掴んではいけません、
その懐紙に丁寧に包んでお召し上がりください」

「そこに、ようじがあるでしょう、それで食べる大きさに切るのですよ」
始め、亭主の房江の言葉も穏やかだったが、
まるっきりの素人の私のやり方を見ていて次第に言い方が露骨になってきた。

その日の茶室で、亭主である房江が立てた茶を、
正客から始めて相客と順に抹茶が入った茶碗を回すときで、
それが私の前に来た時だった。

茶道では茶碗を置く場合には絵柄がある方を客側に向け、
それを飲むときには元に戻すという作法がある、
そして茶碗を飲むとき、飲み終わって次の人に回す時にも礼儀がある。

これなどは基本中の基本であり、
茶をたしなむ為の作法ではあるが、私はそれを甘く見ていた。

「せっかくの抹茶をそのように飲んではだめです、
飲むのには三回半ほどでお飲みなさい」

女だと侮って房江を見ている茶道の「さ」の字も知らないような私の態度に、
房江は苛立っているのが当然に他の客にも伝わってくる。
その茶会の雰囲気は最悪になっていた。

私はその中に於いて途中で退席せずに
怒りをこらえながらじっと耐えていた。
しかし、房江は私の太々しい態度が気に入らなかったようだ。
無理もない、私の顔は露骨にそれが出ているのだろう……。


私の心の中には、
あの女にいつか最高の恥辱を味合わせてやると心に決めたからである。
茶会が終わった後に、亭主である房江からの話しがあった。

「皆様お疲れ様でした、どうでしたか、私が差し上げたお点前は? 榊原様」
美しい房江は正客の榊原に声をかけた。
彼は紳士らしく私たちのバトルにも気負いをせずに言った。
やはり、この席の正客であり堂々としていた。

隣に座っている娘の美江をチラリと見ながら、
「いやあ、さすがに先生のお点前はお見事でしたよ。美味しく頂きました」
房江は次の連客に順に声をかけていった。

「先生のお茶をおいしくいただきました、ありがとうございました」
さつきがそつのない返事をした時だった。
「あの、さつきさん」
「はい? 先生………」



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