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桃子〜愛と悲しみと憎しみと〜
【ロリ 官能小説】

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どうして……?-1

「ああっ……ああああああっ……」
 ケンタのベッドの上、正常位でピストンを受けている時……。
 バタン。
 突然ドアが開いた。
「えっ?」
 桃子はドアの方を見て固まってしまった。
 そこにはタカシとリュウジの姿があったのだ。
「これ、どういうこと?」
 きっとなってケンタを問い詰めるが、そっぽを向いて答えない、それどころか覆いかぶさって来て両肩に肘をかけて動けないようにする、ピストンは止めたが腰を強く押し付けて来て下半身の自由も奪われている、脚も大きく開かされたまま閉じられない。
 脱ぎ散らかしていた洋服に手を伸ばそうとするが、タカシにさっと取られてしまった。
「どうしてこの二人がこの部屋に入って来たのよ!」
 思わず……と言うより当然だが……詰るような口調になる。
 ……と、ケンタがしらばっくれたような様子で口を開いた。
「どうしてって、友達がウチに来ちゃいけないか?」
「だって……」
「あのな、お前、俺のカノジョにでもなったつもりなの? 鏡見たことあるのかよ、ヤらせてくれるからつきあってるだけだぜ」
「な……」
 それは……最初はそうなんだと思っていた、でも何度も何度も肌を重ねているうちに、カノジョのような存在になって来たと思って来たのに……。
 桃子が絶句していると、タカシとリュウジがヘラヘラしながら言う。
「ケンタを悪く思うなよ、俺らさぁ、ケンタがお前とヤってるって聞いてさ、俺らも仲間に入れてくれって頼んだわけ」
「そうそう、ケンタは友達甲斐があるある奴だからさ、俺らがどうしてもって頼んだんだ」
 たしかにケンタはこの二人と仲が良い、だからって勝手に……。
「あたしはイヤよ、帰ってもらってよ!」
 そう言ってもしらばっくれているケンタを見ると、あの日助けてくれたのもやらせだったのかとまで思ってしまう。
「あ、なんか疑ってるみたいだから言っとくけど、俺らがおっぱい見たいって言った時、ケンタが止めたのはマジだったぜ、あの後ケンタは何となくよそよそしくてさ、俺らが問い詰めたら白状したってわけ」
「なんかさ、良い子になられると、俺ら、付き合えないからなぁ」
 どうやらあの日のケンタは本当に助けてくれたらしい……でも今、この二人にもあたしを抱かせようとしていることも間違いない……。
「あたし帰る! 洋服返してよ」
 手を伸ばすが、その瞬間、シャッター音が響いた。
「え? どこ? どこから撮ってるの?」
「ここさ」
 リュウジの声が足元から聞こえて来る。
「ああ……」
 桃子は絶望の声を漏らした。
 まだケンタのペニスは膣の中、ケンタは膝を曲げているので桃子の足は大きく開かされている、入っているところが足元からは丸見えなのに違いない。
「止めて、そんな写真撮らないで、消してよ!」
 無駄な懇願だとはわかっていたが……。
「あっ、ああっ……駄目、止めて!」
 ケンタが再びピストンを始めるが、シャッター音は響かない、だがリュウジの気配も消えていない、動画を撮られているのだ。
「駄目! やだ! やめて! ああああああっ」
 桃子は逃れようともがく、だが、こんな状況ですらピストンを受ければ感じてしまう、もはや気持ちはここにはない、しかし体は反応してしまうのだ。
「駄目〜〜〜〜! ああああっ!」
 ケンタに精をぶちまけられて、思わず体中の力が抜けてしまった。
 するとケンタは両ひざに肘をかけて桃子を屈曲位にする、そしてゆっくりと腰を上げて行った。
「あああ…………」
 ケンタの向こうにスマホを構えたリュウジ……射精を受け止めたばかりで濡れそぼっているあそこがばっちり撮られているに違いない、しかも今不用意に顔を上げてしまった、顔も写ってしまったかもしれない。
「止めてよ……どうしてこんな……」
 その質問には誰も答えず、ケンタは桃子の顔にまたがるようにしてペニスを口元に突き付けて来る。
 お掃除フェラ……いつもさせられていること、最初は生臭くて嫌だったが、最近は慣れて来てセックスの仕上げのように感じているのだが、今はそれどころじゃない、顔を撮られていることも間違いない。
 挿入場面からピストン、射精を受け止めたアソコを撮られ、この上ペニスについた精液を掃除させられるところまで……。
 桃子は激しく身をよじって抵抗するが、ケンタは顔を両手で挟むようにして固定し、執拗にペニスを突き付けて来る。
 桃子は唇を固く閉じて抵抗するが、ケンタが諦める様子はない……。
「噛みつくなよ、動画撮られたのはわかってるだろ? それをばらまかれたくなかったら言うことを聞いた方が良いぜ」
 もう逃れられない……桃子は観念して唇を開いた。


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