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桃子〜愛と悲しみと憎しみと〜
【ロリ 官能小説】

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二人の夏休み-5

「あっ」
 イチジク浣腸がアナルに刺さった時、桃子は小さく声を上げた、アナルから背骨を通して脳天に突き抜けるような快感を覚えたのだ。
 そしてその声はケンタの欲情も刺激する。
(やっぱここも感じるんだ、俺のを挿れてピストンしたらもっと感じるんじゃないか?)と。
 桃子にもケンタにもスカトロ趣味はないし、そんなことをすれば家族にばれてしまう、桃子がトイレから出るのを待って浴室に連れ込んだ。
 シャワーをかけてアナルを綺麗にすると、ケンタはシャンプーをひとさし指に塗りたくって桃子のアナルに突き刺して行く。
 ローションとか言うものの方が良いのはわかっているが、まさかそれを買うわけにも行かない、シャンプーで代用すれば中まで綺麗になってなお良いんじゃないかと思ったのだ。
「あああ……」
「感じる?」
「変な感じ……」
「気持ち良くはない?」
「わかんない……でも嫌じゃない」
 それが本音だった。
 気持ちが良いとは言えない、だがそんなに嫌でもない、ケンタにお尻の穴を弄られていると言う状況は顔から火が出るほど恥ずかしいが、とんでもなくエロティックな状況だとも思う、そしてケンタがそれを望んでいる以上拒否する気はない。
 30分程もそうしていただろうか、ケンタは指を二本、三本と増やして行き、充分にほぐれたのを確認して言った。
「挿れるよ」
「うん……」
 腰を掴まれた……いよいよ……。
「つっ……」
「大丈夫か?」
 深刻なものでない限り痛みは我慢しようと思っていた、だが思わずちょっとだけ声が出てしまった。
「……入って来る時にちょっと痛かっただけ……大丈夫だよ、動いて」
「ああ」
 ケンタがゆっくりと腰を使い始めた。
(うわっ、この中って柔らけぇのな、入り口はすげぇ締まるし……それに……)
「どこまでも入って行くよ、根元まで一気だ」
「わかる……お腹の中にケンタ君がいる」
 正直、桃子は軽い吐き気を憶えていた、だが本来は排泄のための穴にペニスを挿れられて腸の中にあると言うのは相当にアブノーマル、ケンタと自分はそこまで来ちゃったんだと言う感慨もある、それは桃子にとって精神的に心地良いものだ。
 ケンタが自分のお尻の穴に夢中になっていると言う満足感、同級生の他の女の子は誰もここまでしてるはずもない、こと性的な意味では自分は誰よりも進んでいる、そう考えるとちょっとした優越感も感じる。
「もうちょっと速く動いても平気そうか?」
「多分」
 それを聞いてピストンのテンポが上がって行った……が、長くは持ちこたえられなかった……だが。
「萎まねぇ……初めてセックスした時みたいに」
「もっと動いても良いよ」
「平気なのか?」
「気持ち良いから……」
 本当に気持ちが良いかどうかはちょっと微妙だった、でもケンタが夢中になっているなら水を差したくはないし、快感の兆しのようなものも感じ始めていたのだ。


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