未来・富樫菜穂子-9
「ヤバいっ……ダメ……あああぁっ!? これキちゃうっ……!」
ずっぽしケツ奥までペニスを咥え込んだまま、菜穂子はシーツをかきむしって悶えた。
「どうしたのぉ?」
覗き込む未来に、菜穂子は小声で何か伝えた。
未来も顔色を変えた。
「ちょっ……亮介、菜穂子さん、出ちゃうって……」
「は? 出るって何が」
「わ、分かるでしょ!? 言わせないでよ。その……おっきいほうが、よ……」
「おいおいマジか。ザーメン浣腸が効いちまったってか?」
確かに菜穂子の腹はグルグルと危険な音を立て始めていた。
「ベッドの上にぶちまけるのだけは勘弁だぞ」
俺は繋がったまま菜穂子の身体を駅弁式に抱え上げた。
「えっ……!? 何、ちょっと、どうするの!?」
運ばれながら、菜穂子はもがいた。
「暴れるなって。床に撒き散らすつもりか?」
「あ、えっ……ダメっ、ダメだよぉ……亮介くん、降ろしてぇ!」
「あんだけ眼の前で臭い屁こきまくって、今さら恥ずかしいことあるか? トイレまで一緒に付き合ってやるよ。どんなシーン見ても幻滅することないから安心しろ」
「ヤダぁっ! 亮介くんがよくても、わたし絶対ヤダよおおぉ……」
菜穂子の必死な抵抗をよそに、俺は便器の上で結合を解いた。