未来・谷山萌・谷山葵-3
俺は玄関で葵を出迎えた。
ギンギンになったペニスがご対面と言ったほうが正確だろうか。
俺のすっぽんぽん下半身に葵の眼は吸いつけられていた。
「わっ、ちょっ、うっわぁ……なんて格好でドア開けんのよ……」
「このほうが葵が喜ぶと思って」
「なんかヌルヌルになってるけど……もう一戦済ませた後だったりする?」
ドアが閉まりきらぬ間際というのに、しゃがみ込んでクンクンと鼻を寄せる葵。
「って、めちゃ唾臭いっ!」
「嫁と萌に舐められまくったかんな」
「ヤダぁ〜、これじゃ亮介くんの味しないじゃない……こっちはどうかな?」
「おわっ!」
俺を後ろ向かせ、ケツをかき分けキスを見舞う葵だった。
「むふぅ……んおっ……くっさ……コレよコレぇ……亮介くんとのエッチは、こういうことしないと……んぐうぅ、じゅるるるるっ!」
力が抜けて四つん這いになってしまう俺に、靴を脱ぐ間もなく熱烈ケツキスしまくる葵。
「ちょっとぉ……ママ何やってんの……」
リビングから乳を揺らしながら見に来た萌がこの有様に呆れ顔を示した。
後ろについてきた未来は、苦笑いだ。
「そっか、葵とまともに会うの初めてだっけか。ってオイ、葵っ……激しすぎ! まずは俺の嫁に挨拶くらいしろよ!」
ぶっちゅぶっちゅと舌で肛門をほじくり返しているド変態熟女は、スイッチが入るとマナーもエチケットも吹き飛ぶらしい。
「よろしく〜」
しゃぶるのをやめようともせず、適当な一言で済ませやがった。
「萌ちゃんのお母さん、すっごい綺麗でびっくりしちゃった。やっぱ似てるね〜。スタイルも親子揃って抜群なんだ……」
「ママ、亮介の影響でクソビッチになっちゃってから若返った気がする。若い男のエキス吸い取りまくってるからね。その代わりおまんことか乳首とか超ドス黒く肥大化してきてるけど」
「わたしも四十近くなってこれくらい綺麗なままでいられたらいいな〜」
「あたしのヤリサー仲間紹介しよっか? あいつら、そろそろあたしやママには飽きてきてるっぽいし、タイプの違う未来さんとヤレたら新鮮でハッスルすると思うよ」
「タイプが違うって……それ貧乳って言いたいの?」
「あ、そっか……全員パイズリ大好き野郎だから、未来さんのおっぱいじゃクレームもんだね」
「萌ちゃんウザっ! そのデカいだけの乳ひねり潰してあげよっか!?」
軽口を叩き合う未来と萌。
その足元には、両手を後ろに縛られ拘束された葵が転がっていた。