精飲・屈辱の服薬-2
「ブラジャーも取りなさい」
善行が興奮を抑えて言う
「はい・・・」
未亡人の白い肩が震えている。だが観念したのか、両手を背中へ回した。
竦む手でホックを外し、ゆっくりと左右のストラップを肩から抜き去る。
(フフッ、たまんねえ)
ズボンの中のイチモツは痛いほどに勃起している。
(早くおっぱいを拝ませろッ!)
心の中で罵るも、雪乃の手は止まったままだ。
「さっさと取らんかッ!私も忙しいんだ」
善行が声をうわずらせるとブラの肩紐を掴み、力まかせに引き剥がした。
「いやあっ}
悲鳴と共に、豊かな双乳がむき出しになった。胸前でクロスさせる雪乃の両手からこぼれ落ちそうだ。
「手をどけなきゃ診察にならんだろう、雪乃っ!」
男の激しい怒声に、人妻の両腕が真下に伸びる。
夫以外に初めて晒す乳房は重たげで、ツンと品よく上を向いている。決して巨乳ではないが、小柄な雪乃にマッチしたその美乳は、成熟した大人の色気を醸し出している。それでいて乳首は小さく、処女のように桜色だ。
善行が聴診器をつけると、雪乃の胸に当てた。
「うーむ」
医者らしく振る舞ってはいるが、心音を聞いているわけではない。それが証拠に眼は血走り、口元はニヤけている。
(この形のいいおっぱいを荒々しく揉みしだきたい)
そう想像しただけで下腹部が熱くなる。ゴクリと生唾を呑み込んだエロ医師は聴診器をかなぐり捨てると、雪乃の美乳にむしゃぶりついた。
「あううっ・・・ひーっ!」
善行のヤニ臭い口に乳首を吸われ、雪乃は小さく悲鳴を上げた。
「お、お願い・・・やめてッ」
涙声で哀願するも、男はお構いなしだ。左右の乳房を交互に絞り上げ、ピンクの乳首に歯を立てて引き伸ばす。
「せ、先生、乱暴はやめてください・・・」
悲しげな表情で訴える美貌の人妻に、善行の嗜虐心が煮えたぎる。
(この女を無茶苦茶に凌辱してやる)
善行の心に芽生えたのは、若くして夫を亡くした哀れな人妻に対する憐情ではない。清く美しいものを穢し、辱めたいという猛烈な性的欲望の昂ぶりであった。
善行はもう我慢ができなかった。白衣を開け広げると、ズボンもトランクスも勢いよく脱ぎ捨てた。
自慢の肉棒がピーンとそそり立ち、どくんどくんと脈打っている。その剛直を、雪乃のふくよかな頬に押し付けた。
「しゃぶってください、奥さん」
なおも執拗に、デカマラでピタピタと頬を叩く。だが羞恥と屈辱に身を固くする雪乃に、男の命令は届いていない。
(まだ自分の立場が分からないのかっ。これだからお嬢様育ちは困る)
チェッと舌打ちした善行は、駆血帯を手に取った。採血をする際、静脈を膨れ上がらせるアレだ。天然ゴム製のそれはしなやかで弾力に富み、肌によく馴染む。まさにムチにはうってつけだ。その駆血帯を、雪乃の形のよい乳房に思い切り打ち据えた。
ピシーンッ!
小気味よい破裂音に続いて、ヒィーッ!と言う雪乃の悲鳴がこだました。美しい双乳には、ピンク色の一本の条痕が浮かび上がっている。
両親からも手を上げられたことはない。初めての暴力に雪乃はすくみ上った。花びらのような唇が、小刻みに震えている。
「私はしゃぶれと言ったんだ」
ドクターチェアーに踏ん反り返ると、黒光りする男根をユラユラと揺すってみせた。
「で、どうなんです?やるのかやらないのか、はっきりしなさい」
平静を装ってはいるが、男の目はぎらぎらと情欲を煮えたぎらせ、雪乃を眺めている。
「言われた通りにしますから・・・お願い、乱暴はやめて」
「乱暴って、これはあくまで治療なんですよ」
「・・・・・」
「そうですよね、奥さん?」
「は、はい。おっしゃる通りです・・・」
とても否定できる立場ではなかった。300万円を超える借金を返す当てはない。雪乃はウッドタイルの床に膝を着けると、ためらいながらも舌を伸ばした。
初めてのフェラチオ・・・もちろん夫にも施したことはない。しかしそこは34歳の人妻だ。口戯の経験はないが、大方のイメージぐらいは持っている。
恐る恐る伸ばした舌先を亀頭の裏側に這わせると、すでにカウパーでヌルヌルに光り輝く剛直に唇を押し被せた。