投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン
【OL/お姉さん 官能小説】

ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最初へ ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 191 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 193 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最後へ

刺激的な夜 後編-12

興奮した浜野の突きに体を押されて窓ガラスに胸が密着する。愛美の上半身は殆ど窓ガラスに密着している。
「愛美、見ろよ。あのサラリーマン」
愛美は目を開けビルの方に目を向ける。するとスマホでこちらを撮影している姿に気付く。
「撮られてるね、愛美?まぁこの距離だ、顔までははっきり映らないだろうけど、きっとアイツ、ネットにアップするぜ?ビジネスホテルでカーテンを開けたままセックスする好きモノ女、とか書きながら、さ。へへへ、愛美のオッパイが全国…いや世界中に拡散されるとかヤバいね…」
「ああん…嫌…」
「みんな愛美のセックス写真見てシコシコするぜ?世界中の男が愛美でオナニーするんだよ。凄いな。」
「ああん…」
「もしかして愛美の会社の男も、愛美とは知らずにオナニーするかもね。」
「ハァハァ…、恥ずかしいです…」
「それだけ今の愛美はいやらしいって事だよ。」
「ああん!またイッちゃうっ…!!」
もはや何回もイッているのか、絶頂が冷めないままなのかも分からない。一つだけ言えるのは、性器が溶けてしまうほどに熱くなっていると言う事だ。愛美の意識は朦朧として来た。
(初めて来た場所で行きずりの男の人とこんなに激しいセックスが出来るなんて…幸せ…)
目の前に広がる夜景を見ながら、愛美の意識は夜空に吸い取られて行った。





「んんん…」
愛美が目を冷ますともう夜が明けていた。目を擦りボーっとした意識が徐々に戻る。そして部屋を見渡すと浜野の姿はなかった。
「もしかして…夢…?」
そう思ったが、そうではなさそうだ。愛美の顔には何か液体がかけられ、カピカピになった感触と、青臭い匂いが漂っていたからだ。何よりもまだ浜野に抱かれた感触が生々しく体に残っていた。
ふとテーブルの上を見ると、浜野からの書き置きがあった。
「最高の夜だったよ、愛美。」
紙にはそう書かれていた。愛美は全裸のままソファに座りベッドを見つめた。
「確かにしたんだよね…浜野さんとの激しいセックス…」
目を覚ました時に浜野がいたならばきっと浸れなかったであろう感傷に浸る。行きずりの男とセックスした喜びが込み上げる愛美。行為を思い出すと、大胆になりたいと言う願望が叶った喜びがさらに込み上げてくる。
「最高、だった…」
愛美は頭を上げ欲望に満たされた笑みを浮かべたのであった。

帰りの新幹線の中、スマホで録った動画を思い出し密かに見てみた。するとそこにはまるで自分ではないような淫乱な女がセックスに喜ぶ姿が映し出されドキドキした。浜野にLINEをしようとしたが、交換したはずのLINEの友達になっていなかった。
「もう二度と会う事はないのかな…」
返ってその方が行きずり感がありいいような気がして来た。
(また出張、行きたいな…)
愛美は再びあの熱い夜を求めて下半身を熱くしたのであった。

一方浜野は愛美が失神しているところに顔射、その姿をスマホに収めた後、LINEを使い動画を手にした後、自らの情報を愛美のスマホから消去したのであった。
「後腐れなく、ね♪」
浜野は夜が明ける前、そう言って愛美の胸を揉みまくってから部屋を後にしたのであった。


翌朝、会社に福岡支店から出張して来た女性社員が浜野の元へ挨拶しに来た。
「福岡支店の渡会直美です。今日から2日、浜野さんに同行してピンクモアールの事、勉強させていただきますので、宜しくお願いします。」
そう言って上目遣いで見つめて来た。
「…よろしくね。」
浜野は目の前の、浜野の倍は体重がありそうな出張女に、2日間はフェロモン成分を使う必要はないなと思ったのであった。


ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最初へ ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 191 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモン 193 ピンクモアール 〜魅惑のフェロモンの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前