刺激的な夜 前編-9
（ああん…まるで長い間会いたくても会えなかった彼氏とエッチしてるみたい…。）
愛美にはそんな感じがする。初めて会った男性なのにこれ程までに燃えている自分に驚く。愛美がそんな印象を受けたのはきっと、出張先でのこのような情事をずっと待っていたからなのかも知れない。そう言う意味では浜野は待ち焦がれた彼氏と同じ存在だったのかも知れない。もはや浜野が心を許した彼氏のように思えて来るのであった。
息を荒くしながら首筋に吸い付く浜野に胸を揉まれて愛美は喘ぐ。荒々しくなった手付きに愛美の興奮も増して行く。
（もっと激しく身体を扱って欲しい…）
オスの頭角を現した浜野に喜びを覚える。
「愛美の身体、たまんないよ…。ハァハァ…」
そう言って乳首に吸い付く浜野。
「ああん…！感じちゃう…！」
何年ぶりに言っただろう、感じちゃうと言う言葉を。いや、恥ずかしがり屋の愛美は今までそんな事を言った事はなかったかも知れない。愛美は自分が今までの自分ではない事に気付き始めた。
快感のアンテナと化したピンピンに張り詰めた乳首が愛美をどんどんいやらしくして行く。激しく舌で弾かれると頭を左右に振り喘ぎ、前歯で甘噛みされると身体を仰け反らせ悶える。左右のアンテナの感度は益々良くなって行った。
（やべぇな、このオッパイ。いつまでも楽しめるわ…。細身でこれだけデカいと、そこらの巨乳ちゃんなんかより全然燃えるわ。ハァハァ、このピンクの乳首を黒ずむまで吸い尽くしてぇなぁ…）
そう思いながら手を下らせ、下腹部から茂みを抜け湿地帯に向かわせる。
「ああん…」
内股を絞る愛美だが、男の手の侵入を塞ぎ切れない。愛美の諦めは早かった。むしろ自らが求めるかのように、すぐに股のチカラを抜いた。
「ああんっ…！！」
いきなり激しい電流が全身を貫く。心の準備も出来ていないうちにクリトリスを中指で刺激され愛美の身体は混乱する。乳首の快感が隠れてしまいそうな程の快感が愛美を襲う。
「ああん、ダメェ…！ああんっ…！ああんっ…！」
横隔膜を激しく動かし全身でその快感の凄さを見せつける愛美に浜野の指は激しさを増して行くのであった。