刺激的な夜 前編-13
クリトリスから舌を離し、ヒクヒクする膣を舌先を這わせて溢れ出る愛液を掬う浜野。
「愛美って、イキ易いんだ…。」
体をピクン、ピクンと反応させながら愛美には返す言葉がなかった。
「まだ吹っ切れてないみたいだね。愛美…、せっかくの出張でしょ？大胆になっちゃいなよ…」
手を伸ばし、両乳首を指で弄りながらそう言った。
「ああん…、ハァハァ…」
浜野の言葉に、このまま受け身のまま終わってしまっていいのかと考え始めた。いつも出張の度に刺激的な夜を期待していたはずだ。その妄想の中の自分はいつも大胆であった。妄想の中の自分は男の前で股を開きオナニーを見せつけるような女であり、そんな妄想が実に刺激的であった。欲しいものを欲しいと言い、されたい事をされたいと言いい、どんないやらしい事にも躊躇わずチャレンジする自分に憧れて来た。そんなチャンスが今、目の前にある。次の出身ではもうこんなチャンスはないかも知れない。普段から男に対して消極的な自分を変えるチャンスは今なんじゃないか…、愛美はそう自分に問う。
答えは出た。愛美の口から自然と言葉が出る。
「オチンチン…しゃぶらせて下さい…」
もしかしたらそのようなはしたない事を強請るのは生まれて初めての事かも知れない。しかしその言葉を口から発した瞬間、胸の支えが取れ、体が軽くなったような気がした。そんな愛美にニヤリと笑い立ち上がる浜野。
「いいよ。しゃぶって？」
愛美の前で仁王立ちすると、愛美はゆっくりと体を起こし正座する。
「ぁ…」
立派で雄々しく聳え勃つペニスにドキッとする。改めて今まで見てきた男性器の中で最も立派なペニスだ。こんなに大きなものを咥えられるのか、入るのか…、愛美は少し不安になったが、それよりも男性器を見た興奮の方が大きかった。
「ほら、愛美。しゃぶってよ。」
「あ、はい…」
愛美は震える手でペニスを握り亀頭を口に寄せる。物凄い反発力だ。手を離したら反動で腹にぶつかりペチンッと言う音がしそうだ。愛美は正座したまま少し腰を浮かせて恐る恐る亀頭を口の中に咥えてみた。
「んんん…」
ペニスの先っぽの剥け上がった部分を咥えていると思うだけでジュワッと愛液が滲み出す。あまり見慣れていないペニス。赤黒い男性器の亀頭が動物的に見えて興奮してしまうのであった。