上司の美人妻-12
もはやストレートな肉弾戦だ。浜野は動物のようにひたすらバックで琴乃を犯す。セックスと言うより交尾だ。オスが欲望を満たす為のみ行われる行為のようだ。現に浜野には琴乃を感じさせるだのイカせるだの、そう言う気持ちは一切なかった。自らの最高の快楽の瞬間の為のみ、浜野は激しく琴乃を犯していた。
「あっ…！あっ…！あっ…！ああんっ…！」
こんなに犯し倒されるのは久々であった。これまで名器を武器に男をメロメロにして来た琴乃は、まるでセックスに不慣れな少女に戻ったかのように喘ぎ続ける。子宮をズンズンと突き上げられる感覚がたまらない。違いなく過去最高のセックスだ。そのセックスに不倫だの夫が寝ているだの、気にしている暇はなかった。
「ああん、浜野さん…最高です…。私…、ああん…こんな悦び…、ああん…！幸せです…！」
「俺もっすよ、奥さん！」
女が肉体的幸せを感じた瞬間、求めるのはエクスタシーだ。エクスタシーを迎えた瞬間、琴乃はきっと身も心も浜野に預けてしまうのだろうなと思った。少なくとも自分に幸せを与えてくれるのは、もはや梨田ではない、そう感じてしまった。
女の悦びはもうすぐそこまで来ている。あとは琴乃の気持ちひとつで一気に呼び寄せる事が出来る。琴乃はそれを待たせる意味がわからなかった。すぐにそれを呼び寄せる。
「ああん、浜野さん…！イキますっ…！！」
イクとかイッちゃうと言う女は大勢いるが、イキますと言った女は初めてであった。自分の意思でイク女、ありだな…と浜野は思った。
「ああん！イクっ！イクっ！イクっ！」
琴乃は自らも腰を振り始めた。
（スケベな女だ！）
浜野も一気に興奮する。燃え上がる人妻に容赦なく肉棒を打ちつける。琴乃の喘ぎも激しさを増す。
「ああん…！もいダメっ…！イクっ！イクっ！イクっ！」
髪を振り乱し喘ぎ狂う琴乃。お互いが激しく性器を擦り合わせながらエクスタシーへ向かい昇りつめる。
琴乃の子宮が激しく疼き始める。まるで妊娠し子供の心臓の鼓動が伝わってくるかのようにドクン、ドクン、と疼く。その疼きの間隔が狭まり、そして一気に快感が天に向かって解放される。
「ああん…！イクっ！イキます…！あぁぁぁぁぁあんっ…！」
背筋を伸び切らせた琴乃はまるで2階で泥酔し寝ている梨田に当てつけるかのように女の悦ぶ声を絶叫する。
「ぁぁぁ…」
呼吸が出来ない程のエクスタシーを迎えた琴乃は口を開けたまま甘苦しい表情を浮かべながら艶やか呻き声を零していた。
「ハァハァ、奥さん…！」
琴乃の本性を見た浜野は理性を忘れ、名器を持ついやらしい人妻の体に快楽を求める。我を忘れて無我夢中で琴乃を突き上げる。
「奥さん…！」
「ああん、もうダメ…あぁっ…、あぁっ…」
あまらに激しい快感に琴乃は生命の危機さえ感じる。浜野もまるで、あんたの奥さんは俺のセックスに溺れてるぜ？、と、泥酔する梨田に見せつけるかのように遠慮なく琴乃を突きまくっていた。