E媚薬の効果-1
E媚薬の効果
何事もなく日は過ぎていく。夫が帰宅した日も平穏に日は過ぎていく。
そんなある日入浴中に光一が入って来たのだ。
「母さん背中を流すよ。」「いいわよ、嫌よ。出て行って。」しかし言葉は弱い。
そして結局は風呂場で歓喜の泣き声を吐かされる事になる。
風呂場がリビングになりそして夫婦の寝室になるまでそう時間は掛からなかった。
「ちょっと爺の家へ遊びに行ってくるよ。」といって出掛けた。
後で分かったことだが秀志の実家ではなく若菜の実家だった。
佐伯金属工業所、従業員15人位の町工場だ。
56歳の父と52歳の母が経営している。小さなねじや金具を制作している。
だが最近業績が下降気味で赤字に転落していた。
腕のいい職人に恵まれ得意先のほとんどがその技術を評価していたのだがそんな客からの注文が減っているのだ。
職人たちは社長から技術を学び叩き上げられた人たちだった。
だから社長は人を減らす事は頭の片隅にもなかった。
そんな中不仲だと聞いていた孫が遊びに来てくれたのだ。「若菜は元気か?」の質問に
「ああ、母さんは元気で毎日僕のために尽くしてくれるよ。」と答えた。
心配していた両親は躍り上がって喜び、その日は光一を泊めたのだった。
そんな事があって光一は頻繁に爺の家へ遊びに行くようになった。
若菜は少しづつ追い込まれ、とうとう自宅で二人きりの時は全裸で過ごすよう命じられた。
そしていつでもどこでも光一は好きな時に若菜を抱いた。
逆に一日一度はして貰わないと耐えれなくなっていた。
秘かに飲まされ続けている媚薬のせいだ。
しかし若菜は不覚にも16歳の少年によって開発されたと勘違いしていた。
「ああ私なんという淫乱な女なのかしら。もう光一君なしの生活は考えられない。」
幸いこの事は二人だけの秘密で夫にもバレることはなかった。
表面上は平穏で幸せな家庭生活が続いている。若菜も開き直ってこのままでいいと考え始めていた。
そんなある日いつものように全裸で玄関まで迎えに出た時、光一の後ろに人影が見えた。
本城勝だ。前を隠し逃げようとしたが手首をがっしりと掴まれてしまった。
「うわ〜おばさんきれい。」抱き着かれ唇を吸われた。乳首をつままれただけで簡単に火が付いた。
「母さん、勝と仲良くして欲しいんだ。」寝室に二人して押し込まれた。
「ああ〜気持ちいい。」が続き「ああ〜もう〜逝く〜。」の声が聞こえるまでそう時間は掛からなかった。
「勝、やるじゃないか。母さんを完璧に逝かせたようじゃないか。」
にこやかに勝は寝室から出てきてガッツポーズだ。
対照的に若菜は自分の淫乱な肉体を呪いながらしょんぼりとシャワールームへ向かう。
然しその翌日には「母さん昨日は悪かったね。でも僕の男の顔がたったんだ。」
普段にもまして熱烈な愛情を注ぐ光一であった。
夫が帰って来た。3日間の滞在だ。その間若菜は禁欲生活を送ることになる。
4日目、夫を送り出した後、朝から光一の部屋を訪ねる。
そうしてまた平穏な生活に戻る。
光一は大量にザーメンを放出した翌日は若菜に手を出さなかった。
それは若菜にとっては辛い禁欲日になる。そしてその翌日、突然友人を連れてきたのだ。
当然若菜はこの友人と全裸で向かい合う事になる。
「友達が来るなら言ってよ〜」隣室に逃げ込み着衣を探す。
「母さんそのままでいいんだ。もう一度僕の顔を立ててよ。」
勝の時と同じように二人で寝室に押し込まれたのだ。
我慢させられた翌日だけに少しもみ合っただけですぐにその気になってしまった。
そしてそのサイクルが当たり前になった。
ザーメン放出。禁欲日。そして息子の友人に抱かれる。
そんな厭らしい生活が嫌で堪らなかったが肉体がそれを求めた。
友人が先輩の大学生になり、ラグビー部のコーチになっていった。
そして学校の教師が来た時にはさすがに抵抗したが光一に押さえつけられレイプされた。
そんな状況であっても最後には逝かされ教師に2回目をねだるのだった。
教師は歓喜し次の機会を望んだがそれは長い間待たされることになる。
光一が2年生になる頃には友人の兄貴やお父さんにまで抱かれるようになっていた。
光一の部屋を掃除している時、茶色の小瓶を見つけた。
ラベルにはヒンディー語で何か書かれているが読めなかった。
しかし若菜にはピーンとくる何かを感じた。
光一の引き出しの奥に隠されていた盗撮用の小型カメラをキッチンに仕掛けた。
案の定、若菜が美容用に飲んでいる炭酸水の中に入れる光一を確認した。