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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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立花文恵(34)&加山絢香(40)-5

 招き入れられ、毛皮のコートを脱いだ加山絢香は、いやらしいフェロモンを振り撒くノースリーブのワンピース姿。
 いい年して太腿まで丸出しの裾丈だが、この上なく似合っており、セクシーだ。
「よろしくっす」
 緊張しているのか、ぶっきら棒な挨拶をして会釈すると、開いた襟元の谷間が強調された。
 悟さんは、街で美人を見かけたときとは比べ物にならないであろう鼻の下の長さを晒していた。


 加山絢香は、俺のお気に入りセフレの一人である。
 元々は他のセフレから紹介されたのだが、身体の相性が抜群で、長く会わないとお互い禁断症状を起こしてしまうくらいだ。
 立花夫妻との「儀式」が、ちょうど絢香の四十歳バースデイと同時期にあたることもあり、
「誕生祝いを兼ねてスペシャルな乱交しない?」
 と、悟さんのお相手役オファーを出したのだ。
 共謀者たる文恵とは、事前に対面させてある。
 夫とセックスすることになる女という以前に、俺を介した「棒姉妹」でもある絢香。文恵は割にすんなりと打ち解けてくれて、俺は安心した。絢香がさばさばした気性の女という点も、プラスになったようだ。
 顔合わせは賑やかな喫茶店で行ったのだが、フレンドリーにエロトークを交わす二人の声が高まるのを俺が一人で心配しなければならなくなるくらいだった。
「亮介の舌技マジでヤバいよね。絶対こいつお尻の穴とかしつこく舐めてくるんだから」
「あっ、それあたしもやられましたぁ。うちの旦那さんも必ずするようになって……なんか、すっかり亮介くんの直弟子みたいな感じ?」
「うっわ、そんな直弟子ヤダぁ。エッチ前に絶対シャワー浴びさせないとかも真似するの?」
「そこまではないけど……あー、確かに亮介くん、自分だけシャワー浴びて、あたしには浴びさせなかったよね」
「そっか、こいつとは一回しかヤッてないんだ? あたしなんか毎回くっさいチンカスしゃぶらされて発狂しそうになってんのよ」
「ちょっ……それは絢香が自分から喰いついてくるんだろ」
 かなりの匂いフェチ気味である絢香は、汗臭い身体をぶつけ合い舐め合う濃厚な絡みで燃え上がるタイプだ。それもまた俺と相性がいいポイントである。
「ふぅん、亮介くんのチンカスそんなに凄いんだ? 舐めてみたいな。今度のときは亮介くんもシャワー浴びずにしてね?」
 淫靡な笑みでリクエストした文恵の顔は、俺の記憶にしっかりと焼きついている。


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