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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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立花文恵(34)&加山絢香(40)-4

 当日になるまで悟さんには伏せておき、いきなり知らせることにした。
 夫を騙すようで気が引けるのか、文恵は微妙な顔をしながら俺の発表を見守った。
「悟さんにサプライズを用意してます」
「えっ? 何それ。亮介くんのことだから、面白い趣向でも用意してくれてるんだろうね。気になるなぁ」
「俺は予定通り、文恵さんに生で中出しファックをさせて貰うんですけど、その代わりというか……実は、悟さんにもプレイの相手を用意してるんです」
「ええっ!?」

 これが文恵と共謀して仕掛ける悟さんへの悪戯だった。
 俺による「女房寝取られ」を悟さんは経験している。
 その逆、他の女による「夫寝取られ」を文恵が体験することになるのだ。
 ある意味スワッピングかもしれない。俺の連れてきたパートナーを悟さんが抱き、文恵を俺が抱く。二組のセックスを一室で行い、大いに乱れて盛り上がる。
 俺が文恵に種付けファックしている間、悟さんに手持ち無沙汰の状態でいさせるのが悪いという気もあり、またじっと見られているのが気まずいという両方の観点からも、悪いプランではない。そう文恵には説明した。
 ラブラブ夫婦の心情として、悟さんが他の女と交わるのは複雑だと文恵は言ったが、その反面、
「あたしばっかり、亮介くんとのエッチで感じちゃうのも申し訳ないみたいだし……」
 と、揺れた挙句、ついに了の返事を出したのである。

「いやっ……それはいけない! 僕は浮気願望とか別にないし、文恵と亮介くんがセックスするのを妬んだりもしないから……」
「妬まないの? それ、あたしのことどうでもいいって意味になるんだけど」
 ジト眼で悟さんを睨む文恵。
「あー、いやっ……そうじゃなくて……」
 取り乱し、顔を真っ赤にする悟さん。こんなにパニクっている姿を見るのは初めてだ。
「それに、浮気願望がないってのは嘘でしょ? 街で綺麗な女の人とか見ると、鼻の下長くしてりじゃない」
 意地悪っぽく文恵が責め口調になった。悟さんとて健全な男なのである。
「ふふっ、ごめんね。でも、このことは亮介くんとあたしとで決定したの。内緒にしてたのは悪いけど、あたしもあなたが他の人とのエッチで感じてる姿、見てみたい。多分、すっごい妬けてきてモヤモヤするだろうけど、あなたも同じくらいモヤモヤしてくれてると思うし。あたしの知らないとこでそんなことされたらブチ切れるけど、亮介くんが紹介してくれる相手だったら心配なくあなたのこと任せられるだろうから」
 天然っぽく見えがちな文恵だが、しっかりと芯は通った女性である。毅然として言う姿には、後光が差すようであった。
「ま、そんな訳で……どっちにしても、車に待たせてあるんで、このまま放置してはおけないんですよね」
 話がまとまったところで俺は電話をかけ、待機中のゲストを呼んだ。


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