愛憎睾丸めぐり-7
清流は、約束の日、部屋にヨハンナを迎えた。する事は決まっている。清流の胸は期待に高鳴り、早くも勃起が収まらずにいた。
コートを脱いだヨハンナは、洒落っ気のない学校のジャージだったが、セーターも何も着ておらず、驚くほど薄着だった。
「寒くないの?」
清流が聞くと
「だって、すぐ脱ぐじゃないの。たくさん着たら面倒でしょ?」
ヨハンナはそう言ってすぐファスナーを開けた。薄桃色の乳首に彩られた小さな胸が清流の心を打った。
「触っていい?」
今かぶりつきたい衝動に駆られながら、清流が尋ねたら、ヨハンナは
「あのね、今日は、里山の好きにして。女の子にしたいこと、全部して構わない。でも、先に知りたいこと、あるの。」
「なに?」
「里山は包茎?」
清流は、その言葉の意味を知らなかった。
「分からない。」
「見せてくれる?」
清流は自分のものから見せるのを恥ずかしいと思ったが、ヨハンナは見る間に清流のズボンを下ろしてしまった。
「やっぱりね。皮、剥くよ。あたし、自分で剥いてみたいの。痛くても我慢して。」
じわりじわりとヨハンナが皮を引き下ろし、狭い皮の先は広がって、中から若い亀頭が真っ赤な肌を見せ始めた。一気に剥き下ろした。
「ひっ!」
「こうなってたんだ。」
ヨハンナはくびれのある赤い頭を観察して言った。
「臭い。ここ、剥いとかないと垢が溜まって病気になるよ。」
「触らないで! 痛いんだよ!」
おびえる清流の顔に、例の男の表情が重なった。
ヨハンナは、赤い亀頭を口に含んだ。舌先を使って裏の汚れを拭い取ったようだったが、舌はしつこく亀頭全部に絡みつき、やがて口ごと動かし始めた。
「あ」
痺れる快感が清流の腰を貫いた。勢いある射精が、少女のあたたかな喉を打った。出てくるものを飲み干しても、少女はまだ吸い出そうとする。睾丸を引かれるのを清流は感じた。
やめてくれないヨハンナに清流は三度も射精した挙句、最後には小便の漏れ出る感覚があった。
柔らかくなった陰茎を漸く離したヨハンナの青い瞳には、勝ち誇ったような色が映っている。
「皮は戻しちゃだめよ。」
ヨハンナの前で清流は座り込んでしまった。
「じゃあ、あたしの、見る?」
清流の性欲は、吸い尽くされて、もうまるで無くなっていた。
「今度でいい。疲れて動きたくない。」
「だめだよ、そんなの。せっかくそのつもりで来たのに。里山は動かなくていいよ。その代わり、断るのも無しね。」