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愛憎睾丸めぐり
【SM 官能小説】

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愛憎睾丸めぐり-8

クラスメートの男子を、生きた便器のように使うことに、罪悪感どころか勝利の喜びを感じる自分にヨハンナは驚いていた。
ヨハンナは、体じゅう、文字通り隈なく清流に舌で舐めさせた。耳の穴も、足の指の間も、臍の奥も、目玉さえも、男の舌に味を教えた。男との違いをしっかり分からせるために、幼く閉じた股の溝にも、そのすぐ後ろの尻の穴にも、舌を這わせて入れさせた。そうしていちいち味を答えさせた。勿論、丁寧なヨハンナは、男子の鼻先で襞をまくり、小便して見せるのを忘れなかった。
ヨハンナが座り込んだ下の男の鼻と口は、少しでも息をしようと、苦しそうに溝の中をもがいていたが、命の危うい表れなのか、女子に肺まで満たされてのことなのか、清流に最後の勃起が起こった。
男女の違いを本当に二人が知ったのは、それからだった。激しい痛みのあとの、やはり激しい快感を二人は性器に分かち合った。精液のない虚しい射精を腹の奥で感じ取ったヨハンナは、かつて知らない恍惚感に、この世の全てを肯定したい気持ちで、喜びに満たされた。

ヨハンナのお蔭で清流は、テストばかりか、性欲も何とかやり過ごすことができるようになった。ヨハンナに友達はできないままだったが、週に一度でも抱き合えば、淋しさを乗り切ることができるのだった。
二人は互いの性器を自分のものだと感じていた。今度は、清流に夢精の暇もなかった。ヨハンナの子宮か胃袋が、清流に滴すら残させなかったからである。
初経がまだのヨハンナは、早くそれを清流の口に教えたいと願っていた。


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