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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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スイートルームの宴-9

「お節介ついでに脱がしてあげる」

さっきは由香里に対する責めに、思わず悠子を睨んでしまった宮本だったが、全ては自分達のためを思ってくれての事だと理解していた。

「お願いします」

宮本は少しばつの悪そうな顔をしながら、悠子の好意をそのまま受け入れた。

「うふふ、はち切れそうね」

悠子は楽しそうな表情を浮かべながら、宮本のスラックスと下着をずらした。

「やあん」

先走りの液で濡れた赤黒い亀頭を前に悠子は感嘆の声を洩らした。しかし、その直後、悠子は誰も想像もしなかった行為に出てしまった。

「あむっ…んぐ、んぐ…」

宮本の肉棒を口に咥えたのだ。

「えっと…」

悠子の突然の行為に、宮本を含めて全員の思考回路が一瞬止まってしまった。こんな時は身内が1番に反応するものだ。

「ね、ねえちゃん、何やってるんだよ」

雄一は悠子を羽交い締めにして宮本から引き離した。

「ぬぶぉ…!やあん。いいとこなのに〜」

口から肉棒が抜けた悠子が嘆いた。

「何が『いいとこ』だよ。それはこれから宮本と由香里先生がするとこだろうが。姉ちゃんがやってどうするんだよ」

「えっ?やだ、あたしったら。魅力的に垂れてたから、ついつい条件反射で舐めちゃったみたい」

「舐めるどころか、むしゃぶりついてたじゃないよ」

幽体になって箍の外れた親友に、陽子は呆れ返って指摘した。

「ごめんね、由香里先生。悠子はこっちで何とかするから、続きをどうぞ」

待ちくたびれて自慰行為を始めていた由香里に陽子は詫びた。

小さなハプニングも有ったが、それが焦らし効果となり、却って2人の肉体は燃え上がっていた。

肉棒を握り締めた宮本が、亀頭の先をコントロールして、それを待ちわびる由香里の淫口へと宛がった。

口を開けてヒクヒクと愛液を垂らす穴が、亀頭の先を咥え込むと、淫らな2人は同時に腰をぶつけあった。

「やあああああん、あああああん、宮本さ――ん!」

「うっ、ゆ、由香里!由香里!」

2人はお互いの名前を呼び合いながら、激しい行為に没頭していった。

「ねえ、雄一〜、姉ちゃん達もしようよぉ」

2人の行為を見て、我慢が出来なくなった悠子が雄一にしがみついた。

「ばか、時間がないだろ。ほら、優子ちゃんに身体を返せよ。着替えて会場に戻らないといけないんだから」

「やだ!陽子ちゃんが『何とかする』って言ってたでしょ。妻の言動の責任を取ってあたしの火照った身体を何とかしなさいよ!」

悠子はその場で横たわり、ウェディングドレスを捲り上げて足を開いた。

「うっ…。ア、アニキ〜、こいつもアニキの嫁さんでしょ。何とかしてくださいよぉ〜」

姉の淫部を前にドキリとした雄一が、それを誤魔化すために星司に助けを求めた。

「ダメだ。悠子だけじゃなく優子ちゃんの意思も強く反映されてるからお手上げだ」

さすがの星司も、妻達のタッグには太刀打ちできなかった。そもそも各務家の男は、心が読める事で妻に負い目に感じてしまい、血筋として尻に敷かれる傾向にあった。



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