フェロモンに侵されるメス。-17
「じゃあ最後は陽子のマンコだな。」
陽子は控えめに股を開いていた。
「よ、宜しくお願いします…」
恥じらいが目立つようになったのはフェロモン効果が薄れて来たからかも知れないと思った浜野はまず陽子を抱きしめ首に残るフェロモン成分を嗅がせる。
「ぁぁん…」
小さな声を零した陽子。どうやらフェロモンを吸い込んだようだ。浜野は陽子から体を離すと、すっかり発情期を迎えたメスの顔になっていた。
「欲しい?」
「ハァハァ、欲しいです…」
「そっか。」
浜野は何気に挿入してしまった。
「あっあん…!!」
4人の中で1番の締まりであった。キュキュッと締め付けられかなりの気持ち良さだ。浜野は打って変わって激しく腰を動かした。
「ああん!」
浜野の腕を掴み顔を激しく歪ませて喘ぎ狂う陽子。浜野は陽子を犯しながら視線はつかさの目に合わせていた。
(ああん、私があの激しいセックスを求めてたのに…!)
悔しさをにじませるつかさの姿がたまらない。浜野はつかさに見せつけるかのように陽子を壊すかの如く激しく腰を振り続けた。
「ああん!壊れちゃう!陽子のアソコ…壊れちゃうっ!!」
絶叫する陽子に、さらに悔しさが増すつかさ。
(私のアソコも壊れるぐらい激しくヤッて欲しい…!!)
つかさはたまらずオナニーをし始めた。指を二本駆使し卑猥な音を立てていたが、それでも飽き足らず、目の前にあった円柱型のガラスの香水容器を使い始めた。
「ああ…、ああ…、ああ…」
喘ぐつかさだが、その声は激しいセックスで狂乱する陽子の声にかき消されてしまう。つかさはそんな冷たくされている自分の状況が哀れになり、だがそれが興奮の一種に感じて来た。
(私って…もしかしたらMなのかも…)
自分の本性に気付いた気がした。セックスで満たされる陽子と、今、自分を満たすのはオナニーしかない自分。そんな不遇さに興奮を覚えてしまうのであった。
あんな激しいセックスをしてみたい…、つかさは香水の容器を挿入はしながら指を咥えて見つめていた。こちらを見ている浜野の視線には全く気付いていない。男性器と女性器が交わる一点を見つめながら頭の中を悶々とさせていた。
「ああん、もうダメぇ〜!ああん、死んじゃうっっ!ああん!」
激しく悶え喘ぐ陽子を羨ましさを滲ませた瞳でじっと見つめるつかさ。4人の中で1番浜野とセックスをしたい欲望が強く感じているのはつかさであり、まさに浜野の術中にはまった形だ。そしてもう少しで失神しそうになった時に陽子の時間が終わったのであった。