奴隷里紗との主従愛の序曲調教 6-1
里紗はサロンで躾けられた奴隷の心得を、私に問われて窮したように戸惑いを見せた。「はぁ…い。朋世女王さまには…。うぅーふぁい、いやあぁーああー嫌だ許して下さい」
「答えになってないじゃないか。里紗。そんなに下半身が見られるのが恥ずかしいのか」
「ご免なさい。ご主人様のおっしゃる通り女王さまにはそのように躾けられてきました」
「なら、そのようにしなきゃ駄目だよ。里紗は可愛い牝犬に躾けられていると思って落札したのだが。さてさて、これからどんなに可愛い牝犬として仕えてくれるのかな…」
私は里紗との主従のあり方について、会話になっているのか分からなかったが話をした。その間も、里紗の表情がみるみる変わっていった。眉間に皺を寄せて必死に何かに堪えている表情にみえた。
やがて、露わになった下半身を両手で隠すようにしながら、里紗は腰をわずかに屈めて膝をすり合わせながら小刻みに足ふみを始めた。里紗の足ふみは時間とともに徐々にぎこちなく慌ただしさをみせるようになって、必死に堪える里紗の顔の表情から、小水の生理現象をもよおしているように感じた。
里紗は必死にうつむいて下半身に当てた両手を押さえて漏らすまいとしていた。私は、
「どうした。里紗、そんなに力を入れて、下半身を押さえて耐えているのか言いなさい」
私は里紗の仕草から、もう小水の生理現象が耐えられないほど迫っていることは分っていた。オークションで私に落札され引き渡しを受ける前には、サロンで少なくとも小水の処理は終えていると思っていた。
どうも、私の想像とは違っていたような雰囲気にあるように感じた。
「里紗何だかようすが変だけれど、身体のどこが痛いの?押さえている下半身の辺りか」
と里紗に探りを入れた。里紗は私を見つめながら「生理現象だと分っていながら意地悪ね」と言いたげな視線を投げかけた。そして押し黙り下半身の手に力を込め堪えていた。
そうして、眉間に皺をよせ厳しい顔でうつむき、足ふみを繰り返し涙を流しだした。
「うぅう…。ご主人様、お願いがあります。我慢できません。あぁ、あ…もうだめー」
「何が我慢できないのか教えないと、対処できないよ。里紗どうしたのだ…」
里紗は私の問いが耳に入らないような素振りで、切羽詰まった大きな声で嘆願した。
「お許しください。ご主人様。おしっこがーおしっこが出てーしーまいます。トイレへ―トイレに連れて行って下さいー。わぁはぅわ…うぅうふぅんー。お願いお願い…ですぅ」
「里紗分かった。もう少し我慢しておれ。急いでトイレの準備をしてあげるから堪えるんだ、頑張るんだぞー絶対部屋の床に漏らすなよ。分かったなー里紗」
私は急いで玄関わきの物置から、古新聞とビニールシートを慌ただしく持ち出した。そして風呂場に駆け込み洗面器とタオル数枚を持って、里紗のもとに駆け戻った。
里紗は、座り込んで陰部に手を当て必死にオシッコを漏らすまいと堪えていた。
「よしー。準備が出来た。里紗立ちなさい」
「あぅはぁー。うふぅうー。分かりました。出ます。あぁ漏れます。もうだめですー」
里紗は息絶え絶えになりながら叫んだ。必死に立ち上がろうとした。私はもう無理と判断して、急いで乱雑に古新聞を床に広げ、ビニールシートを上に敷いた。そして洗面器をその上に投げ置いた。
里紗は私の作業を必死に小水を漏らさないと目をつぶっていたのか見ていなかった。私は里紗を洗面器にある場所に身体を抱き導いた。
「お願いです。ご主人様ートイレにトイレに連れて行ってー。ここではお許しをー」
「里紗、その状態ではトイレまでに漏らして廊下を汚すから駄目だ。ここでしなさい」
私の叱るような言葉に、里紗は無言であった。
「ダメだと言ったらダメ。準備してあげた洗面器にしなさい。里紗言うこと聞きなさい」
「早く洗面器に跨ぎなさい。早くしろ。オシッコで床が大変なことになってしまうから、さっさとここに出しなさい。出せと言ったら出しなさい。楽になるから、さぁ早くー」
「イヤです。イヤイヤーお願いです。許して下さい。イヤイヤァー。絶対無理ですぅー」
なおも、里紗は洗面器へのオシッコの放尿を拒否した。