小さなこわばり発見！-1
「あ、ごめんね〜」
にっこり笑いながら友樹くんの瞳の奥を覗き込みます。友樹くんはほんのり頬を染めててかわいいわぁ。
「どう、少しは怖くなくなった？」
わたしから離れようともがく友樹くん。
「え・・そんな・・ボク・・・だいじょうぶです・・・あっ」
足が着かないことを思い出したのか、再びわたしにしがみついてきます。
「もう、あわてないで。水の中であせるのが一番危険なことなのよ」
またギューッと抱きしめてしまうわたし。友樹くんは両足をわたしのウエストに絡みつかせるようにしてしがみついてるんだけど、わたし気がついちゃった。友樹くんのオトコノコの部分が硬くなっていることを！
「じゃぁさぁ、ここで少し浮く練習をしようか。カラダが浮けば怖くなくなるから」
少し友樹くんが落ち着いたのを見定めて声をかけます。
「先生の左腕につかまって。カラダを水の上に伸ばす感じで足をピンと伸ばしてみて」 「は・・はい・・・」
友樹くんは素直に、わたしの言うとおりに左腕につかまると、おそるおそるという感じで水面に体を浮かせようとします。
「こう・・・ですか・・・・？」
「ダメダメ、もっとカラダの力を抜いて。だいじょうぶ、支えててあげるから・・・。頭を無理に上げようとすると腰が沈んじゃうの。頭をもっと下げて、腰のここのところをね、グッとあげるのよ」
右腕を水中に差し入れるて友樹くんの両脚の付け根あたしに差し込み、グッと水面に押し上げます。さりげなく触れたオチンチンはたしかにツクンと硬くなっているのを確認。やったぁ、ぜったいにボッキだよ、これ！
「は・・はい・・・こ。こうですね・・・」
わたしに恥ずかしい生理的変化を悟られたことなど夢にも思っていないのか、友樹くんは一生懸命言われたとおりに力を抜こうとしています。
「ぁ、ありがとうです。。。こう・・ですか・・」
こうして、まだ危なげないけど、友樹くんはやっと少し浮くことができるようになりました。
「そうそう、それでいいの！ 友樹くん、上手よ」
一生懸命でかわいいなぁ…。
「今度はそのまま、面つけね。息を深く吸い込んで、お水に顔をつけるの。水中で鼻から全部息を吐き出したら、顔をあげて息を吸うのよ」
「え・・・は・・はい・・・」
こわごわと顔を水に付け、一気に吐いて、すぐに顔を上げてしまいます。
「ふぁあ・・・・」
口をパクパクあけて、まるで酸欠の金魚みたい。運動苦手なんだなぁ。でも、ここはほめておかなくちゃ。
「うまいうまい、友樹くん！」
友樹くんが必死に頑張っているのに、わたしはというと気付かれないように、右腕の位置を微妙に動かす。ツクンと立ち上がっている幼いボッキをさりげなく触っちゃってたり、なんてことをしてた。
「はあ・・はあ・・・こう・ですね・・・」
友樹くんはというと、触られてることなんかぜんぜん意識してないみたいで、必死にわたしに言われたことを繰り返してます。気にする余裕がないみたい。
「はあ・・はあ・・はあ・・・」
「よし、OK。えらいぞ、友樹くん。その調子でやれば、すぐに泳げるようになっちゃうからっ！」
10分ほど面付けの練習をさせて声をかけます。
「今日のレッスンはここまでにしましょう。じゃぁ、岸に戻るわよ。ここは足がつかないから、怖いなら先生につかまっててね」
「は・・はい・・・」
遠慮がちに恥ずかしがりながらもわたしにしがみついてくる友樹くん。さっきと違って身体が冷えてしまっていて、小さなカラダはちょっと冷たく感じます。
でもおなかのところに友樹くんのコリっとしたチンチンがあたっているの。それを感じながら、友樹くんを抱いたまま岸へと向かいます。
「さぁ、ここなら、足が着くわよ」
「は、はい」
友樹くんはおそるおそる、足を伸ばして、足がつくことを確認した後、ゆっくりわたしから離れます。そしておもいっきり安心した顔になってゆっくり岸に上がります。水着の前をチラ見すると、あは立ってる立ってる！
「じゃぁ、シャワーを浴びて勉強の用意をしてお部屋で待ってて。この後、夕食まで、みっちりやるからねっ」
わたしはそう言い残すとパーカーを羽織って別荘へと戻っていきます。友樹くんはと見れば、タオルを羽織ってとぼとぼと後ろからついてきます。ふだん運動の習慣もなさそうだから、う〜ん、疲れちゃったのかなぁ？