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美少年との勉強合宿
【ショタ 官能小説】

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プロローグ −別荘へー-1

 ここは都心から1時間ちょっとの場所にある湖畔のバンガロー。わたしが家庭教師をしている篠原友樹くんくんの父親が所有するもの。今日から2週間の予定で、小学5年生になる友樹くんくんと2人きりでこの別荘にこもります。父親がヨーロッパに出張で、その間の子守り兼家庭教師って感じかしら。
 女子大生としては夏休みの2週間を子ども相手に別荘に隔離されるのは痛手だけど、それに見合うだけの報酬がいただけること。それ以上に大きな理由は、わたしがショタ趣味であったこと。うん、こちらのほうが動機としては大きいかな。
 食事の心配は不要。毎食近隣のレストランからケータリングで料理が届くように父親が手配してくれてるの。
 なぜそこまで破格の待遇かというと、わたしが友樹くんの父親に望まれて家庭教師に選ばれたから。彼は親の代からわたしが通う女子大の理事。それで、1年の頃からGPA表彰を受けているわたしを「息子の家庭教師に」って。家庭教師代もよかったし、何よりも友樹くんが好みのタイプの美少年だったので二つ返事で引き受けちゃった。
 今年の3月末から家庭教師をしているんだけど、友樹くんもよくなついてくれてて、そういう意味からいっても信頼度は抜群。だから、勉強合宿もわたしに負担の少ない方法をいろいろ考えてくれ、今回の話が決まったの。


 別荘に到着し荷物を下ろす。もちろんここまでは友樹くんの父親が所有する高級車。お抱え運転手つきだ。スゴぉ。
「先生、勉強の準備できました。いちおう全部教科書も持ってきましたけど、なにから始めますか?」
 リビングでくつろいでいると、勉強道具を持って友樹くんが自分の部屋から降りてきます。
「まぁ、友樹くん感心ね。でも、着いてすぐに勉強することなんてないよ。まずは、のんびりしましょ」
 友樹くんは今時の子どもなのかなぁ、小学5年生だというのに妙にしっかりしている。私立の小学校に通っていることも影響してるのかなぁ。まじめな子なんだけど少々堅苦しい。
「んー、そうだなぁ。あ、そうだ。この湖泳げるってお父様言ってたよね。水着持ってきてるでしょ? 着替えてロビーに集合。わかった?」
「え・・・でも・・・・。一応、水着も持って着てるけどぉ、最初に勉強してからだと思っていたから・・・。それに・・・泳ぐのは・・・」
 なぜかちょっと顔を赤くしてうつむく友樹くん。これから2週間もここで二人っきりで過ごすんだよぉ。親しくなるのは、ハダカとハダカの触れ合いが一番じゃない。
「だめだめ。受験勉強に必要なのは知力だけじゃないのよ。まずは、健康であること。今日から毎日湖で泳ぐ。それも勉強だからね」
「そ、それは、わかりますけど・・・。え・・でも・・ボク・・・泳げなくて・・・・」
 恥ずかしそうに小声で訴えます。あ、そういうことね。
「えーそうなの? 学校のプールとかに入ってないの??」
 友樹くんが言うには、驚いたことに小学校にプールがないんだって。確かに彼が通う学校は都心の一等地にあるからなぁ。ただ、年に数回は近隣のスイミンググラブのプールで集中授業があるみたいだけど、泳ぎがうまくなるほどはやってないんだって。
「でも、へーき。先生がちゃーんと泳げるようにしてあげるから。さ、早く着替えてきてっ!
「は、はい・・・わかりました・・・・」
 しぶしぶといった体で友樹くんが自室に戻っていく。その背中を見送って、わたしも着替えるべく部屋へと戻った。


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