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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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至福の時-3

それをふと思い出し
「Kiam vi havos menstruon? 」
(生理はいつですか。)
聞いた途端に痛みが走った。わざと女王が噛んだのだった。しかし、あまりに強く噛んでしまったと思ったらしく、掌にくるんでさすりつつ、一度身を起こして答えた。
「Mi ne havas ĝin plu. Dum mi restas kiel reĝino, ĝi neniam venos. Tio signifas, ke mi estas malfekunda. 」
(もう無い。女王でいる間は来ないのだ。だから、子供は産めない体だ。)
女王の世襲はあり得ないということだ。
柔らかいままの俺を押しもみしながら女王は淡々とした口調で言った。
「Via korpo estas mia manĝaĵo, sed la mia estas via ludilo. La virinaj partoj de mi ekzistas simple nur por vi. Ludu bone, mia kara, hihi. 」
(お前の体は私にとって食べ物だが、私の体はお前にはおもちゃに過ぎない。私の女のところはお前のためだけにある訳だ。よく遊んでくれ。ふふ。)
そして女王はまた俺に尻を向けた。脚に触れたら肌が湿っていた。
女王の体液は植物的で、さらりとしている。水は大量に飲むためか、汗をたくさんかくのだが、においは軽い。
俺は「男のおもちゃ」に鼻を付けて嗅いでみた。薄い陰毛が腋の下のようににおう。においは濃いけれど、それも植物的な刺激臭に近い。女を植物にしたらこんなふうだろうかと、俺は緑の毛を鼻で押し分けた。
女王がゆっくり起き上がり、こちらに頭を向けて寝なおしたので、もう満足したのだと俺は思った。美しい顔を間近に寄せて
「Estis bonguste, dankon. Sed kiel Teraĥ al mi diris, en via korpo mankas nun energio. Vi devas ebli gravedigi popolon. Mi tuj aranĝu ion por vi. 」
(旨かったよ、ありがとう。だが、テラハが言った通り、お前の体の気が足りなくなっている。国民を妊娠させる義務がお前にはあるのだ。すぐ対処しよう。)
言い終えるとそのまま横ですぐ眠ってしまった。
執着も誇りもなく、自分の体を人のおもちゃだと言えることに俺は女王の胆力を感じた。形良く張った小さな胸に触れて、これも俺のおもちゃかと、固い中身を指先で掴んでみようと思ったが、また投げられるのを恐れた俺は、口に吸うだけでやめておいた。


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