第二の仕事-1
「Turmalipla estis tre severa kaj ankaŭ iomete tro naiva. Mi ankoraŭ ne konas vin bone, tamen mi kredas ke ŝi bezonas homon kiel vin. 」
(トゥルマリプラはとても真面目で、純粋すぎるところもあった。私はお前をよくは知らないが、あの子にはお前みたいな人間が必要なのだと思うぞ。)
テラハから、別れ際にそう言われたのが印象的だった。具体的にテラハが俺のどこを指したものかは分からなかったけれども、女王にとって、俺がいた方が良いのかと感じることはできた。
女王の元の名を俺は知ったわけだ。トゥルマリプラ。女王の前で知らないふりをするべきか、俺は迷った。
部屋に帰ってそんなことを思っていたら、女王が帰ってきた。疲れた様子だった。一体、どんな仕事があるものか、俺は全く知らない。
人の上に立つのは、別段魅力的なことではないと俺は思う。意見の違う人々をある方向に向けていくのは大変なことだ。リーダーや教師になりたいという者の気が知れない。まして、一国の主ともなれば、恐ろしい重圧が掛かるに決まっている。この若い女は、小さな双肩でこの国を支えているのだ。
そんな思いで女王を抱き寄せたら、子供のように喜んだ。触れた指先がその場で濡れていくのが分かった。
「Mi efektive ne povas pensi ke viroj estas niaj malamikoj. 」
(男が敵なのだと、私には実際、思えないよ。)
そう呟いた女王の美しい顔は、もう女の悦びに浸っていた。
さんざん体を任せてから、思い出したように女王が言った。
「Rigardu kaj kontrolu ĉiujn vulvojn en la popolo por certigi, ĉu iu havas malsanon aŭ iun nenormalecon tie. Ekde morgaŭ. 」
(国民に性器の病気や異常がないか、一人ずつ調べて管理しろ。明日からだ。)
「Mi ne estas kuracisto. 」
(医者じゃないんですよ。)
俺が腰を入れ直すと、たちまち汗を全身にかいて、女のにおいを振りまきながら女王は更に続けた。
「Krome vi tiam povas seksumi kun iuj virinoj, kiuj plaĉas al vi. 」
(ついでに、気に入った女だったらその時に交わってもいい。)
「Kiel mi jam diris, mi nur amas knabinojn. 」
(もう言いましたけど、俺は子供がいいんです。)
少し怒りを込め、突き込んだ腰で俺はその気持ちを表した。
女王の腹はそれを押し留めるようにきつく巻きついて
「Tio ne estas afero de hobio sed laboro. Ni bezonas infanojn. 」
(これは遊び事でなく仕事だ。我々には子供が必要なのだ。)
動きを止めた俺に早口で女王は加えた。
「 Mi farigu unu grupon por adorantoj de vi, nome, grupon faritan nur de etaj homoj. Vi posedos vian propran ĉambron, en kiu vi povas loĝi kun knabinoj ŝatataj de vi, iom multe laŭ via plaĉo. 」
(お前のことが好きな者を集めよう。それも子供だけをな。お前に部屋を用意するから、お前が好きな子供ら何人とでも一緒に住めばいい。)
肩の線からふくらはぎまでデリケートに美しい女王の体を自由にできるのは、子供の好きな俺でも喜びだった。
女王の背中に乗って差し込んでいた俺は、後ろから、俺の手のひらに丁度収まる大きさの、密度ある硬めの胸を強く掴んでみた。
「Ne tiel forte! Tio estas la plej fatala parto de virinoj. 」
(そんなに強くするな! 女の急所なんだ。)
やめないで、乳首を抓りあげたら、寝技で返された。俺の顔に裸の尻で座り込むと、女王は俺がしたように、睾丸を抓り上げようとした。俺は咄嗟に女王の穴へ息を吹き入れた。子宮の口が中で開いた。
軽く叫んだ女王はぴたりと体を俺に合わせ、陰嚢に口づけしながら
「Mia korpo gustumas vin kun tro granda plezuro. Mi sentas kvazaŭ mi fariĝus tute idiota. 」
(体が喜んでお前を味わっている。すっかり自分が馬鹿者になったみたいだ。)
二時間も交わったあと、俺も女王もそのまま眠ってしまった。