闇の蠢き-1
光也は部屋から窓腰に見える母屋の風呂場に電灯が灯ると待ちわびていたように腰を上げた。
「今夜も覗かせていただくか」
光也は塚本三郎が倒れて暫くすると玲子の入浴を覗き見するようになっていた。
最初はそばにある柿木に登ってわずかな窓から見える裸体を楽しんでいたが、最近では図々しく梯子をあらかじめ用意しすりガラスの窓から覗きをしていたのであった。
玲子の見事な裸体もすりガラスではぼんやりと見えるだけで満足できるものではなかった。
酔いがまだ収まらぬ三沢はためらいもなく梯子の階段に足をかけていた。
手が伸びると先ほど外しておいた施錠の掛けられていないガラス窓をそーと開けるのだった。
まだ玲子の姿が見えない....
ようやく洗い場の戸が開く音が聞こえた。
玲子である・・・
豊満な白い肉体が戸の隙間からはっきりと見える。
黒い茂みをタオルで隠し浴槽の前で腰を下ろすとブドウの粒ほどの乳首と乳房に圧倒された。
「すげえ・・・」
肩から流すかけ湯が音を立てて流れ出す。
光也の視線を受ける肉体がプルンと揺れると目の前の湯船に体を沈めた。
丸め揚げた髪とうなじを眺めながら光也は唾を呑み込んだ。
その時である
一瞬浴室は闇と化した時だった・・
「義母さん・・入っていいですか」
その声に光也は驚いた。
「淳クンなのダメよ・・」
ギギ〜 トン
「義母さん・・」
「ダメってば、どうしたの・・・」
暗闇の浴室で何が・・・光也は更に耳を澄ました
「一緒にお風呂に入りたかったんです、ダメですか」
「だって裸でしょ、はずかしいわ」
「だから電灯消したんです」
「いけない子ね・・・おばさんをからかったりして」
「おばさんじゃなくて僕のお義母さんです」
想像でしか暗闇の情事は分からないもどかしさに光也は混乱していた。
狭い浴槽に相原が入ると否応なしに玲子の肉体に触れ、湯は浴槽から溢れ出た。
暫くの静寂を破るように相原の声が・・
「義母さん、俺のモノこんなになってるんです、処理手伝ってくれませんか」
「まあそんな、恥ずかしいわ」
「そ〜と触っていただければいいんです」
暗闇の中の浴槽であるが玲子は手探りでペニスを手に掴んだ。
「仕方ない子ね、どうするの・・・こんなふうでいいのかしら」
慣れた手つきで扱いて見せた。
「ああ・・いいです、凄く気持ちいいです」
「うう〜気持ちいい」
相原の硬直したペニスは玲子の手中である。
「若いのね ・・・でも凄いわ」
「お願いできますか」
相原は立ち上がった。
玲子の顔面に触れるかのようにペニスを押し付けた。
「ああ・・義母さん・・」
玲子の熟れた肉体は若い淳を受け入れようとしていた。
「義母さん、入れさせてくれませんか」
「・・・・」
了解したのか玲子がうっすらと肉体が動くのを見た。
「いきますよ」
ズブ ズズズ〜
「あああ〜・・・・」
玲子の甘い声が三沢の耳に聞こえるのだった。