サバイバルゲーム６-2
「い、痛たたたッー」
「きつぅー！」
そこかしこからうめき声が漏れた。その後も山のポーズ、杖のポーズ、板のポーズと初心者向けの姿勢が続いた。
最初に音をあげたのは妙子だった。
「あたしゃもう無理・・・。少し休ませてもらうよ」
組長も続いた。
「若いもんには勝てん。見学に回るとするか」
さらに
「ワシはもう女は諦めた。セガレが言うことを聞かんのじゃ。剛田、サブ、暁子を好きにしていいぞ！ワシの分まで楽しめ！」
漸く組長の許可がおりた。
（遅せえんだよ親父！でもまあいい、組長の分まで３発でも４発でもブチ込んでやるぜ！）
性豪で知られる剛田がズボン越しの股間を撫でさすりながら、ねちっこい視線を女体に注いだ。
ヨガ教室は続いていた。いつの間にか男たちはトランクス一枚だ。レッスンにも参加しない。欲情に眼をぎらつかせ、たおやかな姿態を舐めるように眺めまわす。
「次は猫のポーズといって、肩こりの解消に効果があります」
そういうと手のひら、両ひざを床に着けた四つん這いになった。そして呼吸を整えながら天井を見上げたり、尾てい骨を覗き込んだりする。
「先生、肩こりよりチンポの張りを直してくださいよ。もう痛くて痛くて・・・」
剛田がパンツを抜き下し、自慢のイチモツを暁子の鼻先に突き付けた。
「し、知りません・・・」
美貌を歪めながら顔をそむけた。
サブローがスマートフォンを操作しながら剛田に差し出した。
「これなんか面白いんじゃないですか？」
色気漂う人妻に強いるべく、アクロバティックなポーズを検索していたのだ。
「なになに、ピラミッドのポーズ？おおっすげぇー！よし暁子、これをやってみろ！」
それは脚を大きく開き、この状態から腰を折り曲げていく後屈・・・つまりブリッジだ。
「む、無理です。出来ません。許してください・・・」
そんな懸命な訴えも、男たちの耳には入っていない。
「甘ったれたことを言うな！これでゲームは最後なんだぞ！」
「ああッー」
暴力に追われ、やっとの思いでそのポーズを披露した。羞恥に全身がさくら色に染まった。
上下逆さまの暁子の顔があった。隆々と反りかえっている肉塊をしごきながら、剛田が近づいた。男の意図を察した人妻は激しく抗った。
「止めてくださいッ！ヨガを冒瀆するのは止めてぇッ！ヨガは神聖なものなんです。だめぇーッ！」
かつてないほどの抵抗に体勢が崩れるのを、サブローが支えた。
暁子の必死の訴えも、押し込まれた肉棒によって絶たれた。
「ふんッ、たかがヨガじゃねえか、大袈裟な・・・」
（違うんですッ！私はこの仕事に誇りを持っているんですッ！）
そんな暁子の心の叫びを、男は知る由もない。
大きく腰を揺すり、ズボッズボッと喉奥を突く。フェラチオを通り越してイマラチオに近い。
ここ数時間で、何本もの男根を咥え込んだ。だがそんなおぞましい性為に慣れることはない。
「ウググウッ、アググウッ！」
白目をむいたまま首を振り、苦しさを訴えた。だがそんな哀願が受け入れられるはずもない。剛田はより激しく腰を振り立てた。
男は腰をグラインドさせながら、両手は天地逆さまの乳房を揉み立てている。ラグビーボールのように扁平したおっぱいが、男の嗜虐心を煽り立てた。
「形といい大きさといい揉み応え十分だぜ」
柔らかさも申し分ない。さらに力を込めて美乳を捏ね回した。
一方のサブローは暁子の腰を支えながら、片手で女の秘部をまさぐっていた。肉の真珠を探し当てると指腹で這い回し、肉壺を見つけ出すと抽送を繰り返した。
「嫌だ嫌だといいながらグッチョリじゃねえか」
これだから女は分からない。その愛液をすくい取って肉溝に塗り込んだ。
「兄貴、十分に潤ってます。いつでもブチ込んでやってください！」
「うむ、分かった」
剛田は暁子の口から肉杭を引き抜いた。自由になったその口から、また哀願が漏れた。
「ベッドに連れていってください！覚悟はできています。おしゃぶりでも何でも致します。こんな格好は嫌です。ヨガを侮辱することだけは止めてください！」
そんな悲痛な訴えも、男たちの耳には届かない。
正面に回り込んだ剛田は、赤錆色に変色したシンボルを秘密の肉裂に這わせた。２，３回なぞり上げて膣口を探り当てると、剛直をねじ込んだ。そのまま最奥まで挿入してから、ゆっくりと抜き挿しを繰り返す。
「へへへ、奥まで入ったぜ、八木沼暁子さん」
勝ち誇ったように淫らな笑みを浮かべた。
（初恋の女を抱けるとは思わなかったぜ！それにしてもよく締まるな。子供を産んだとは思えないマンコだ）
腰の動きを止めると、肉ひだが亀頭に絡みついてきた。きゅっきゅっと収縮を繰り返す女壺に、男は有頂天だ。
一方の暁子はむせび泣いていた。覚悟していたとはいえ、こんなケダモノたちに犯されることがたまらない屈辱だ。おまけにアーチ状の体勢を崩すこともできない。サブローが腰を支えているからだ。プライドを打ち砕かれた端正な顔から溢れ出る涙が額を伝い、黒髪に消えた。
剛田の腰の動きが激しさを増した。
ウオオオオーッ
人間とも野獣ともつかぬ声が男の口から発せられた。
「く、くそ、出やがるぅっ・・・・くらえッ！」
どくっ、どくっと熱いものを子宮壁に迸らせ、剛田は果てた。