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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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神谷今日子(45)-1

 篠原真梨恵──離婚して旧姓に戻り、今は坂下真梨恵──とのハメ撮り顛末は、以前記した通りである。
 その真梨恵の仲立ちによって、意外な「依頼」が舞い込んだのは、ようやく夏の暑さも和らいできた九月中旬のことであった。
 人妻喰いが生き甲斐のような俺だが、別に既婚女性しか受けつけない体質とかじゃない。独身女だって普通にコマす(結婚とかいう話に持ち込んでくる面倒なのは御免だが)セックス大好き人間なので、独り身になった真梨恵とも定期的にファック三昧のデート日を設けたりして、付き合いは切っていなかった。
 そんな真梨恵からある晩かかってきた電話だ。
『ねえ、和也と離婚するときのあれ……撮影したの、覚えてる?』
「忘れる訳ねえだろ。めっちゃ興奮したもんな」
『怒らないで欲しいんだけど、あのムービー、人に見せちゃって……』
「えっ!? マジかよ……つーか、消してなかったの? 誰に見せたんだよ……」
『今あたしが働いてる店の、すっごい仲良くしてるパートさんなんだけどね。よく一緒に飲みにいったりとかするんだけど、なんか流れで……離婚の話から、ついポロッとハメ撮りのことまで言っちゃって』
「おいおい……それで見せたのか。俺の肖像権とかどうしてくれんだよ〜ってのは冗談として……真梨恵が構わなければ、いいだろうよ別に。けど恥ずかしいよな、俺のチンカスまみれチンポとかも、その人に見られたってことだろ?」
『うん。フェラのとことか、繰り返しガン見してた』
「うっわぁ〜……マジでハズいんだけど。話すのはいいけど現物見せんなよ……」
 聞いていて顔から火が出そうになった。俺だって人並みにシャイな面はあるのだ。
『それで……ここから本題なんだけど、聞いてくれる?』
「何だよ。勿体ぶらずに言ってよ」
『その人……神谷今日子さんっていうんだけど、亮介にハメ撮りされてみたいって言ってるの!』
 何も飲み食いしていないにも関わらず、喉が詰まって俺は咳き込んだ。
『ちょっとぉ、どうした? 大丈夫?』
「真梨恵がいきなり変なこと言うから……な、何だってぇ?」
『だからぁ、亮介にヤラれてビデオ撮られたいって言ってるの! 四十五歳の上品なママさん。亮介の好きそうな完熟美人だよ!?』
 話が急すぎてついて行けなかった。
 電話でする話でもないからと、都合のつく日に会って話す予定を立て、通話を終えた。
(おいおい……どういうことだよ、自分からハメ撮り依頼って!?)
 戸惑いつつ俺は、顔も知らない四十五歳の今日子さんなる人物との刺激的な情事を夢想し、股間を硬くしていた。


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