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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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真壁宏美(41)-13

「ねえ、よかったら、なんだけど……」
 甘いキスの繰り返しで、互いに見つめ合い身体中を愛撫し続ける事後タイム。宏美は言いにくそうに切り出した。
「何? 言ってよ」
「実は、来月に事務所主催でやる舞台があるんだけど……ほんとに小規模な公演なんだけど、もし時間あったら来てくれないかな〜って」
「へえ、お芝居やるんだ。それって、やっぱりチケットノルマとかあったりするの?」
「うん……」
「いいよ、友達も引っ張っていくから、四枚くらい買っとく」
「ほんと?」
 宏美は眼を輝かせた。
 値段を聞き、財布を取り出して紙幣を数える。
 ふと、可笑しくなって俺は宏美に言った。
「あのさぁ」
「うん?」
「これって、一種の枕営業じゃね? 宏美の身体でお客さん四人獲得ってところだよね」
「ふふっ、ほんとだ。こんなに気持ちよくして貰ってチケット売れるなんて、わたし、枕営業にハマっちゃうかも」
 悪戯っぽく微笑む顔が何とも淫靡だった。
 宏美の言葉は冗談なのかそれとも多少なりと本気を含んでいるのか、測り知ることは出来ないが、ささやかな魔性とでも言えるものを感じさせた。
 本当に宏美がやる気を起こして枕営業に励んだりしたら──。
 かなりの売れっ子になり、遅咲きの美熟女優が誕生、なんてこともあり得るのかもしれない。
 俺以外にも色んな男に開拓され、どんどん淫らに花開いていく宏美を想像すると、昂ぶりが再燃し始めて我ながら驚きを隠せなかった。
「マジで枕営業しまくっちゃうのもいいけど、しばらくは俺にその身体、独占させてよ」
「いいよっ! 他の人じゃ感じられないくらい馴染んじゃうかもね」
「次いつ会える?」
「公演の稽古ある日は、帰り遅くても怪しまれないから……またいつでも連絡して」
「マジか。分かった。でも今日、もう一発いっといていい?」
 眼を丸くする宏美を押し倒し、ギンギンに復活したものを下腹に擦りつけた。
「宏美のまんこ、俺のチンポの形しっかり覚えさせておく」
「やぁん、嬉しいっ……」
 完墜ちして俺にメロメロな顔をした宏美だった。
 金貯めて事務所立ち上げて、専属でマネジメントするのとかいいかもなー、などと夢物語を膨らませながら、とろっとろのまんこに挿入。テレビで見たあのときから夢想していた感じまくりのアヘ顔を凝視し、膣内のたまらない快感を堪能した。
 お互い、空腹に腹をぎゅるぎゅる鳴らしながらのファックだった。
 自嘲的な笑みを交わし、性欲の後に満たす食欲への期待を馳せた。


テレビで見た顔が喜悦に歪む! 〜了〜


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