上原詩乃(39)&加山絢香(39)-14
ちょっと意地悪心を出して、俺はことさらロマンチックに応じて熱愛ベロチューを展開し、詩乃に見せびらかしてやった。
唇上下を愛情たっぷりについばんで、舌には甘い吸いつきから段階的に激しさを増して喰らいつく。
唾液の絡む音と、官能に悶える絢香の喘ぎが、結び合う口の端からとめどなく漏れた。
「絢香の唾、飲ませて……」
口を開け、絢香に涎を垂らさせる。
粘っこいしたたりが酸っぱい匂いを帯びて俺の舌に落ちた。
「美味しいよ……絢香の唾」
「あたしにも唾飲ませてぇ……」
腰振りを休んで絢香との応酬に没頭する。無論わざとやっているのであり、詩乃がマジ泣きしそうな顔を楽しむのが目的だ。
「意地悪しないでぇ……キスしなくてもいいからっ、ズボズボしてよぉ……」
「ん〜? ごっめーん、絢香がエロすぎて、詩乃に構ってらんねえ……チンポ抜くから、自分の指でズボッてくれる?」
「やあぁん! 酷いっ……おーじのチンポがいいのぉ……デカチンで奥までゴリゴリされたいのおおぉ!」
あられもない声で喚く詩乃。
「なーんてね。しっかり可愛がってあげるから。意地悪してごめんね」
引きと押しを効かせて快感アップ。既に三発も出している俺としては、こうした小技も駆使しないと底なし淫乱熟女を満足させられないだろう。
俺は詩乃と両手を恋人繋ぎして、ピストンを再開した。
「あっ、あんっ! いいっ、気持ちいいっ!」
ちょっといじめすぎたか、たっぷり涙を浮かべた眼元をべろぉり。そのまま口に舌を持っていき、熱烈な接吻を見舞った。
両脚を俺の腰に回して離すまいとホールドする詩乃。ここにあるのは、熱情に身も心も支配された獣のまぐわいだった。
ラブラブのキス合戦が中断され不満顔の絢香は、よっぽど病みつきになったのか俺の後ろに回り、肛門にしゃぶりついた。
種つけプレスで詩乃のまんこを犯し、ケツは絢香に舐められる夢のようなパーフェクト体勢。腰を打ちつけ続ける俺の意識は朦朧として、エクスタシーの頂点が近づくのが分かった。
「イ……クぅっ……、あああぁっ!」
互いに激しい息遣いを浴びせ合い、眼と眼を見交わしながら俺と詩乃は同時に果てた。
──びゅるるる、びゅくん、どびゅびゅっ……。
詩乃の中に注ぎ込む淫汁の濁流。タンクを満たすかのようにそれは勢いよく放出された。
「うおおっ……孕めっ! 孕めぇっ!!」
我知らず連呼して、俺は残る限りの欲望をぶちまけ詩乃の膣奥にザーメンを噴き注いだ。