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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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篠原真梨恵(31)-1

 ゲス野郎と呼ばれても構わないから、俺は遊び人でありたい。
 離婚を考えているという女の言葉に、迷わず、
「俺は再婚相手とか、ならないよ?」
 予めそういう話が出ないよう、はっきりと突きつけておいた。
「言われなくても、それだけは絶対ないから!」
 笑い飛ばされると案外傷つく。
「ってか、結婚には懲りたかも……子供出来てたら、色々違ったのかもしれないけど、こうなると身軽なままで却ってよかったのかも、なんて思っちゃう」
 重い話は苦手である。
 が、真梨恵は話したいのだ。誰かに胸の内を聞いて貰いたいのだ。
 吐き出してすっきりした後は、思う存分セックスで発散。そこを期待している俺は、しっかりと相槌を打ちながら、真梨恵に喋らせ続けた。

 篠原真梨恵、三十一歳。俺のセフレ人妻の中では最年少だ。
 俺がかつてバイトしていたガソリンスタンドの先輩に篠原和也という男がおり、真梨恵はその嫁さん。
 和也先輩は車好きで、休憩中など雑談を交わしているうち仲良くなって、休日など運転を交代しながらドライブして、車を介した良き仲間としてつるんでいた。
 間もなく俺はスタンドを辞め、和也先輩はそのまま社員に登用された。仕事上での繋がりは切れたが、プライベートな進行は続いていた。いや、俺から切らないようにしていたと言うべきか。
 何度か和也先輩の家で飲むこともあって、真梨恵とはそれで面識が出来た。
 細身で、丸顔にショートカットが似合うボーイッシュなタイプだが、ネコ系の顔立ちに不思議な色気がある。ちょっと受け口なのが愛嬌となって、薄めの唇の狭間にギン勃ちペニスをぶち込みたい衝動をそそる。
 初対面からずっと眼をつけていた俺だ。狙ったからには「必ずヤッてやる」の一念で、機会を窺い続けていた。
 元ヤンである和也と、ワル仲間だった頃からの仲だという真梨恵。見かけはちょっとキツそうではあったが、そういうタイプに限って内面は純で可愛いところがある。和也先輩にフォーリンラブ、みたいな感じで落とせそうもないか、と見えたが、何とか隙を見つけてアプローチしようと粘った約一年は無駄じゃなかった。
 旦那の後輩=自分にとっても弟分みたいなもの、と思ってか、どちらかといえば俺を下に見ていた真梨恵が、その認識を改めることになる機会は、間もなく天からもたらされた。

 和也先輩の浮気疑惑。真梨恵からそんな相談が持ちかけられたとき、俺は「チャンス!」と意気込んだ。
 和也先輩が事実、不貞を働いていたなら確たる尻尾を掴めばいい。もし根も葉もない冤罪だったとしても、そんな疑念を抱いた真梨恵の心にはつけ入る隙が出来たということだ。
 一途な女が「裏切られた」と感じ動揺する。そこへ親身になって相談相手となり、優しい言葉をかけてくれる男が現れれば、高確率で間違いが起こる。
 天使の仮面を被った悪魔になってやろう。和也先輩には気の毒ながら、俺は真梨恵をモノにしたい一心で、可愛がってくれていた先輩をスケープゴートにさせて貰った。
 真梨恵曰く、和也先輩は人が変わったみたいで、冷たい態度やイライラした状態が増えたという。
 俺はバイトの合間を縫って探偵の真似事をし、密かに真梨恵と会って経過報告をするというハードボイルドな生活を楽しんだ。
 ところが、悪魔になるつもりで動き出した俺も大概のお人好しだった。和也先輩の身に起こっていたのは、色っぽい話などではなく、会社の経営事情による失業という一大事だったのだ。
 早い話がリストラである。
 プライドの高い和也先輩は、そのことを打ち明けられず密かに再就職先を探していたのだった。
 真梨恵には、
「調査の進捗が思わしくない」
 などとぼかしたまま、俺は和也先輩を助けてやった。知り合いの伝手で、人手を欲している自動車部品工場に世話して貰えることになり、ようやくひと段落したところで、「実は……」と真梨恵に説明。
「そんな大事なこと、なんであたしだけハバにして決めた訳!?」
 真梨恵の怒りは和也先輩に集中した。手伝った俺に関しては、
「亮介は悪くないよ。和也がくだらない意地張って秘密にして、むしろ厄介かけちゃったみたいじゃない。ほんっと、ごめんね!」
 と、お咎めなし。有り難いことにこの一件は、夫婦の間に隙間風を吹かせたばかりか、俺の株を上げる結果となった。

 こうなれば、俺の淫らな企みもいい方向に転がる。和也先輩にすっかり不信の念を持った真梨恵は、俺を相手に愚痴を交えたヤケ酒。
 俺は聞き役、介抱役を演じて、向こうから押し倒してきた体でなし崩しに関係を持つ……という完璧なシナリオを実現させた。
 一旦身体を合わせてしまえば、ヤリテク自慢の俺に真梨恵はメロメロ。「KAZUYA★LOVE」などという今や虚しい字面でしかないタトゥーの入った肌を舐め回しながら、ズコズコまんこを突きまくって差し支えないセフレの一人と化したのだ。
 抱き締めれば折れてしまいそうなスリムボディは感度抜群、乳も小ぶりで揉み心地はないが、レーズンみたいな乳首を嬲ると面白いほど声をあげてよがりまくるのがたまらない。
 控えめなラビアが縁取る絶品キツマンも、回数を重ねるごとに俺の十八センチマグナムとよく馴染んでいった。


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