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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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篠原真梨恵(31)-2

 哀れ、俺に真梨恵が寝取られていることを知る由もない和也先輩は、口利きしてやった工場であまり上手く馴染めず、間もなく退職。コンビニバイトなど転々としたが、プライドが高い割に要領が悪い人なので、どこも長続きしなかった。
 現状、和也先輩はブティック勤めしている真梨恵の収入にぶら下がったヒモ同然の身だ。家で酒を喰らってテレビに噛りついているダメ亭主を、真梨恵は半ば見放しているところなのだ。
 真梨恵とのデートで使っているバーは、いつ来ても客がいっぱいで、秘密の話をするには都合が良い。賑やかなぶん、他人の耳に入る気遣いがないのだ。
 おそらく真梨恵の中では、答えが出ていることなのだろう。
 人に話して頷いて貰い、踏ん切りをつける後押しとしたい。そんなところに違いない。俺はごく冷静に解釈した上で、その役目を負ってやった。

 バーを出ると、車はコインパーキングに停めっばなしで近くのホテルへ繰り込む。お決まりのパターンだ。
 部屋のドアを閉めるのももどかしく、一歩足を踏み入れるやキスの嵐。舌を絡ませながら、真梨恵は俺のシャツのボタンを外していく。気の早い女である。
「ほんとに真梨恵はスケベだなあ。そんなに俺のチンポ恋しかった?」
 チュバ、チュバッと俺の乳首をしゃぶり、手はもうズボンを脱がせにかかっている真梨恵。意地悪く言ってやると、とろんとした流し眼を俺に向け、
「当たり前でしょお……溜まってるんだからっ……」
 ちょっと恥ずかしそうに、本音を吐いた。
「がっつきすぎじゃね? 心配しなくても、たっぷり可愛がってやるから……シャワー浴びようよ」
 かなり汗をかいているので、俺はそう促したのだが、真梨恵は止まらない。
 俺をベッドに突き倒し、たちまち下半身を丸裸にした。
「この匂い好きなのぉ……」
 蒸れたペニスに顔を押し当て、フゴフゴと嗅ぎまくる真梨恵。玉の裏に鼻をめくれ上がるほど密着させ、とんでもなく嬉しそうな顔をしていた。
「ったく、そんな淫乱顔見せつけられたら、俺も紳士じゃいられねえぞ。カスまみれかもしんねえけど、我慢して綺麗にしろよ!」
 ビッグ包茎をずるんと剥き、真梨恵の口元に突きつける。
 こいつは極度の匂いフェチだ。まず嗅覚でじっくり楽しんでからおしゃぶりに入る女だと分かっているので、心ゆくまで嗅がせてやる。
「んんっ……ほあぁ〜〜っ! すっごい匂い……これ大好きぃ……」
 プンプン精臭を放つカリ周りに、真梨恵の鼻息がかかった。
「マジで呆れたド変態だな! 臭チン嗅いでそんな興奮して」
 罵っていじめると真梨恵はどんどんエスカレートする。
 もはや理性をかなぐり捨てて互いに昇り坂を駆け上がっていく欲望丸出しセックスは、アクセルを緩めてはいけない。
「和也先輩のちっこいのと比べたら超臭えだろ? でもカス溜まった俺のチンポのほうが好きなんだよな真梨恵は!」

 実は、和也先輩の持ち物を俺は知っている。
 バイかと疑われないよう一応その理由を記すが、ドライブの旅先で温泉に行ったことがあり、裸の付き合いをしたのだ。バカな男同士の戯れで、勃起比べなんかしたりして。
 その際、先輩の最大時サイズ(のお粗末さ)は拝見した。申し訳ないが先輩には劣等感を抱かせてしまったかもしれないが、あちらさんはズル剥け。その点で持ち上げておいて、何とか花を持たせてやったのだ。
 それが今、真梨恵に言葉責めをするときに活きてくるとは、人生って面白い。
「んっ……臭ぁい。でもこっちのほうが好きぃ……」
「ズル剥け粗チンより包茎デカチンが好き? やっぱ変態だな。ほらっ、カス掃除してよ」
 広い額にビタビタと竿ビンタしてやると、真梨恵はあんぐり口を開け、舌まで垂らしてお迎え準備。俺はそこへ遠慮なく──
 と見せかけて、ひょいっと引っ込めお預けプレイだ。
「ちょっとぉ!」
 抗議してかぶりつこうとする真梨恵に、さらなる焦らし。俺は寸前のところで躱して、なかなか咥えさせてやらない。
「何? そんなにくっせえチンポ舐めたいの?」
「舐めさせてよぉ……意地悪しないで……」
 涙眼で懇願してくる真梨恵が可愛い。
 でも、可愛い顔されるともっといじめたくなるのが男の本能だ。
 俺は大開脚し、腹筋に力を入れると腰を浮かせた。
「そんなに臭いの好きだったらケツでも舐めてれば?」


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