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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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森崎智美(38)-14

「すっごくよかったぁ〜!」

 事後の余韻残る艶めかしさに、満面の笑みが加わった智美のスケベ顔だった。写真に残してやりたいくらいだ。
「普段出来ないこと、いっぱいしちゃった」
「ともちゃんにこんなディープなプレイの願望があったなんて、びっくりだよ。俺も最高に気持ちいい体験させて貰ったな」
 実際、俺も未知の領域を覗いて新世界が拓けた思いだった。
 一緒にシャワーを浴びて身体を洗い合って、じゃれているときに、智美はちょっと恥じらいながら、
「ねえ、イクとき、お腹に出したでしょ」
「うん。中でイキそうになったけど、ギリギリセーフだった」
「あのね、ほんとは、顔にかけて欲しかったんだ」
「えっ!?」
 顔射というやつ、AVではお馴染みのフィニッシュ方法だが、現実にやればまず怒られる。それを、自分から望むという女には会ったことがない。
「マジで言ってる?」
「むかし、旦那がやりたがったときは、絶対ヤダって拒否したのよね。それからは旦那も言わなくなったんだけど……こっちも若い頃よりエッチになって、そういうのもいいかもって思ったりするの。でも今さら旦那にはそんなの言えないし……」
「へえ……顔にぶっかけられて、おまけにお掃除フェラとかさせられるのも、ありなの?」
「ペットの亮介をいじめまくって、最後にそんな仕返しされちゃったら、興奮度二倍かも」
「じゃあ、この後やってみる? 俺まだまだいけるよ?」
 石鹸の泡でぬるぬるになった智美の太腿に、俺は復活ギン勃ち砲身を擦りつけた。
 内腿からグイとなぞり上げると、石鹸がなくともぬめっているまんホールに先っぽが入りかけた。
「ひゃうんっ……! あれだけ出したのに、まだこんなおっきくなるのぉ?」
「ともちゃんがエロすぎるからだよ」
 智美が持っていたシャワーホースが転がり、噴水を上げる中、俺たちはまた睦み合った。

 疲れ果ててくたくたになるまで、その後も夢中でヤリまくった。素っ裸で目覚めたのは、朝の七時のこと。
「片づけはやっておくからいいよ」
 と俺は言ったのだが、智美は昨夜の食器を洗ってくれて、
「じゃっ、またお店でね」
 いそいそと帰ってしまった。
 メイクの都合などもあって、自宅に一旦は戻らなければいけないのだという。
 残念ながら、俺の家からの同伴は叶わず。
 しかし職場で会ったとき、互いの眼と眼に「共犯」意識が共有されるむず痒いような感覚が走ったのは、職場不倫の醍醐味だ。
 二人の間の秘密というスパイスが効いたインモラルな関係ほど欲情を増幅させるものはない。
 もっとも、俺たちの雰囲気から敏感に「成就」を察知した者もいる。
 小野上冴は焼き餅半分で俺に次のデートを催促してきた。エロい女はエロいことに鼻が効くものである。
 だが、さすがの冴も、俺と智美が、
「尻の穴までしゃぶり合う……」
 ほどの仲になったとは思いもよらないだろう。
 あの素晴らしい快感を、冴はじめ他のセフレ人妻たちにも教え込んでやろうか──。
 邪な考えを膨らませ、俺はニヤニヤ笑いが止まらなかった。



智美さん意外とドS 〜了〜


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