中途半端な護身は最悪の結果になる-2
たっぷり金玉にキスをしてもらうと、僕は鎖和乃さんのおっぱいを下から支えて腰が浮くようにした。そして異様に大きなおっぱいを真ん中に寄せて、深い谷間にペニスをねじ込む。
「あああぁあぁ……今度はお乳を……わたくしのお乳をおちんぽしごきの玩具に……」
「やっぱり大きいですね。先が全然付かないですよ……」
僕はペニスを、鎖和乃さんの胴体と垂直にしていた。いわゆる縦パイズリだが、亀頭はおっぱいの谷間に埋もれて胴体の遙か手前で留まっている。逆に鎖和乃さんの硬い乳首が頻繁に僕の体に擦れ、そのたびに彼女は声を漏らした。
「あっ、あっあっあっ、ああぁ〜ん……乳首が……わたくしの乳首が……ご、後生ですからお止めくださ……あああぁ……」
鎖和乃さんは僕の手を持ち、おっぱいから離させようとした。だが、それが返って左右のおっぱいを互い違いに上下運動させることにつながってしまい、刺激と快楽が倍増してしまう。あっという間に我慢の限界が近づいて来た。
「で、出そう……」
「あああぁ……そんな……えいっ!」
鎖和乃さんは腰を落とした。それが功を奏し、ようやくちんちんからおっぱいを離すことに成功する。だがその代償として、開いた口にペニスがスルリと入り込んでしまった。
「!?」
鎖和乃さんは、予想もしない事態にパニックを起こしたようだった。押さえ付けられていないにも関わらず、頭を引いてペニスを口から抜こうとしない。その代わり頭を左右に激しく振って拒絶の意志を示したが、完全な逆効果だった。その刺激が止めとなり、僕はついに決壊する。
ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ!
「うあああ……」
「んんんーーーーっ!! んっんっんっんっ!!!」
ドピュッ、ドピュッ……
しばらくしてようやく射精が収まると、ペニスがゆっくりと口から抜けていった。
ジュルッ……チュポン……
完全に抜け切る瞬間、息を吸おうとしたのだろうか、鎖和乃さんはその紅い唇をすぼめて先っちょを吸引した。尿道に残っていた精液の、最後の一滴がすすり取られる。
「鎖和乃さん……?」
「…………」
鎖和乃さんは顔を上げて僕を見る。その眼は虚ろで焦点が合っておらず、完全に光が失われていた。男性経験皆無にも関わらずペニスを口に突っ込まれ、その状態で射精されるという体験が壮絶過ぎて、精神にダメージを負ってしまったのだろうか。
「あああぁ〜」
そして、彼女の口が力無く開く。見ると、舌の上が白い液体塗れだ。今しがた僕が出した精液が、その口内に大量に溜まっているのが良く分かった。
「うわあ……」
黒髪の美女が、さっきまで童貞だった僕の精液をいっぱい口の中に溜め込んでいる。その光景の卑猥さに、目を奪われた。
「…………」
だが、ずっとこうしているわけには行かない。しばらく見入った後、僕は人差し指で鎖和乃さんの下顎をそっと持ち上げ、口を閉じさせた。
白い喉が鳴る。
ゴクッ、ゴクッ、ゴクリッ……
音が途絶えた。全部嚥下し終わったのだろうか。口がまた開く。
「あああぁ〜」
中を覗き込んでみると、白く濁る液体はどこにもなかった。