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長い夜は湯煙と共に
【SM 官能小説】

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中途半端な護身は最悪の結果になる-1

「いたたたた……」

転んだ鎖和乃さんはその場に座り込んだまま、立ち上がれない様子だった。床に打って痛めたらしく、右手で腰をさすっている。
両足は僕の方に向かってM字に開かれていた。水着の股間部分はおまんこの割れ目に食い込み、両側から黒々とした縮れ毛がはみ出している。こんな卑猥な水着を着ているというのに、処理には無頓着だったみたいだ。

「だ、大丈夫ですか……?」
「あああぁ……お助けを……」

鎖和乃さんは健気にも、また四つん這いになって出入り口を目指し始めた。剥き出しのままのおっぱいをブランブランさせながら、一歩、また一歩と這いずっていく。
このまま逃げられると結婚話を潰せないので、僕は湯船を出て鎖和乃さんの後を追った。簡単に追い越して回り込むと、彼女の前に立ちはだかる。
そのとき、鎖和乃さんは突然、意外な行動に出た。体を起こして膝を進めると、僕の股間めがけて両手を伸ばしたのである。

「えいっ……」

そして丸出しのちんちんを、鎖和乃さんはそっと両手で包み込んだ。

「えっ!? 鎖和乃さん、何を……?」
「おほほほほ……隙ありですわ。わたくし存じ上げておりますのよ。ここが殿方の急所なのですわよね……?」
「うっ……」

確かに、金玉を強く打たれたり掴まれたりしたら、どんな男でも立っていられなくなる。鎖和乃さんは強姦から身を護るために、僕の金玉を握り潰そうと言うのだろうか。これはまずい。僕の背中に冷や汗がにじんだ。

「さあお覚悟……えいっ……」
「ぐっ!」

体を硬くして身構える僕。だが、予想された痛みはやってこなかった。
確かに鎖和乃さんは僕の金玉を右手で握っているのだが、力が弱過ぎるのだ。

「えいっ……えいっ……」

一向に僕が参った様子を見せないので焦ったのか、鎖和乃さんは必死の形相で金玉を握り続ける。だが、やっぱり握り方が優し過ぎて、攻撃というより程良いマッサージといった感じだった。

「ああああ……どうして効かないんですの……?」

(ん……?)

ふと僕は、自分の股間を見下ろした。僕のペニスは未だ硬く勃起したまま、反り返っている。その勃起したペニスの先端が、鎖和乃さんの顔に異常接近していた。どうやら金玉を握るのに夢中になる余り、鎖和乃さんがうっかり顔を近づけてしまったらしい。亀頭と唇の距離は、もう5センチもない。吐息がかかるのが感じられた。

「…………」

僕の胸に、ふと悪戯心が芽生えた。両手を伸ばし、鎖和乃さんの頭を左右からそっと押さえる。

「えっ? な、何を……?」

戸惑いの声を上げる鎖和乃さんだったが、僕が少し頭を引き寄せると、すぐに彼女は身に迫る危険に気付いた。

「あああぁ……そ、そんな……わたくし、お父様以外の男性のおちんぽなんて見るのも産まれて初めてですのに、それをお口に無理やりねじ込んでしゃぶらせるだなんて……」

鎖和乃さんは両手で僕の腰を押して抵抗の姿勢を見せた。だがやはり非力過ぎて、何の効果もない。無情にも、亀頭は紅い唇に迫った。

「あああぁ……わたくしのお口に強姦魔様のおちんぽが……いっ、嫌あああぁあぁ……」

ここで鎖和乃さんは、またしても致命的な自爆をした。悲鳴を上げるために口を大きく開けてしまったのだ。無防備に目一杯開け放たれた口に、ペニスはいとも容易く侵入する。

「あむうっ……」

鎖和乃さんの舌が、亀頭の下側に当たるのが分かった。侵入したペニスをどうにか追い出そうとしているのか、口の中でしきりに舌を動かしている。その動きがとても気持ちいい。

「ううっ……」

続いて僕は鎖和乃さんの頭を前後させ、ペニスを強引にピストン運動させた。さっき実梨亜さんにやったのと同じ、イラマチオだ。

「んっ、んっ、んっ、んっ……」

声を漏らす鎖和乃さん。喉を詰まらせないよう、ねじ込む距離には気を付ける。だんだん射精感がこみ上げて来たので、一度抜いて休憩する。

「あああぁ……ゆ、許せませんわ……この……この菊紅鎖和乃の人権をボロ雑巾のように踏みにじってお口をオナホール代わりに……んんっ!」

僕はおもむろに、亀頭を唇にくっ付けた。再度の侵入を阻むつもりなのか、鎖和乃さんは口をすぼめて舌を突き出す。あたかも、鎖和乃さんが自分から舌を出して亀頭を舐めているような格好だ。
そして、舌と亀頭の押し合いは亀頭の圧勝に終わった。舌が口内に押し込まれるのと同時に、ペニスはいとも容易く再侵入に成功する。

「あむうううぅん……」

また何度かピストン運動をする。もう一度出してみると、鎖和乃さんはやっぱり舌を出して抵抗しようとした。その舌に亀頭を押し当てしばらく舐めさせてから、片手でペニスを持ち上げて金玉も舐めさせてみる。

「んっ! んんーっ!」

強情にも舌を引っ込めなかった鎖和乃さんは、亀頭どころか金玉まで舐めしゃぶるという屈辱を味わう羽目になった。


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