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川村未来14歳のセックスマシン的日常とそれを見守る私
【学園物 官能小説】

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美少女と中年カメラマン/秘密撮影会 前夜-1

前回までのあらすじ  

濃密なSEXを終えた高田と未来は、次のセックスの約束を交わしホテルを出る。その時、黒い影が未来たちの前に立ちはだかった。

[第6章 秘密撮影会前夜]
咄嗟の出来事に驚き怯えうずくまっている未来に、黒い影が上から手を伸ばしたその瞬間、未来の横で身構えていた高田が「この野郎」叫びながら影に体当たりした。しかし影は軽々と身をかわし、高田は勢い余ってホテル入口の柱に激突する。「うーーーっ」あまりの痛みにうめく高田に、黒い影は背後から近づき、高田の両肩を手でつかみ、そして言った。

「お兄さん、大丈夫?お兄さん、、あたしよ、あ、た、し。」そして黒い頭巾のようなニット帽を脱ぎながら高田の体を片手で抱え上げた。

「うっ、痛てて、、お前、ふざけんな。びっくりするじゃないか。そんな黒ずくめの格好で暗闇からイキナリ出て来やがって。」どうやら、この二人は兄弟のようだ。しかしその二人の容姿はあまりに異なっていた。高田がイケメンとはいかないまでも、それなりに目鼻立ちが整っているのに対し、弟は潰れたような鼻、糸のように細い目、タラコのような唇、まだらに生えた濃い眉毛。どのパーツも見苦しく、何万人に一人のブサイクと言っても大げさではないだろう。それに確か今、自分のことアタシって言ったような、、

ブサイクは未来の方に顔を向けると、「ごめんなさいねミクたん。驚かすつもりはなかったのよ。お兄ちゃんのメール気がつかなくて迎えの時間ギリギリになっちゃったから、、」 「和夫 お前、だからと言って急に走って近づいて来たら誰だって驚くだろうが。」高田が言うと「何よ!せっかく大急ぎできてあげたのに、少しは感謝しなさいよね。まったく。」しかし、このブサメンの弟、元ラグビー部キャプテンだった高田のタックルを暗がりの中で瞬時にかわすとは、ただ者ではなさそうだ。ただ、この弟が未来を連れ帰りさえすれば、もう未来のことは心配いらない。それを私は瞬間的に感じ取ったのだった。

「和夫 未来のことは頼んだぞ。」高田は弟にそう言うと、内ポケットから無造作に紙幣を取り出して和夫の手に握らせた。 「あら、やだ。いつもより随分と多いじゃない。さっきは、あんなに怒ってたのにお兄ちゃん今日よっぽど機嫌いいのね。まあそれは、そうよね。一年半振りにミクたんと合体できたんだもんねぇ、、お兄ちゃん!」未来がこころなしか恥ずかし気にうつ向いた。高田はランドリーバックから、ホテルで片付けたミクのセーラー服、ショートパンツ、パンティ、ソックスが入っているビニール袋を取り出して和夫に手渡した。「さあ、速く未来を連れて行きなさい。」和夫がビニール袋の中をのぞく。「あらあら、こんなにビッショリ。お兄ちゃん相当ミクたんを激しく責めたのね。それでミクたんのお姫さまから涙いっぱい出ちゃったのね!」ミクが更にうつ向く。 「そうだ、あと、明日の撮影会に遅れないよう頼んだぞ。」高田はそう言い残し、駅に向かって足早に歩き出した。

「じゃあミクたん行きましょう。」 和夫はミクの手を取り、ホテル地下一階の駐車場へ向かうスロープを降りる。スロープを2、3歩進んだ辺りで、ミクはバランスを崩し転びそうになった。「だいじょぶ?ミクたん。」「あっ、まだフワフワしてるのね!そりゃそうよね。ほんの少し前までお兄ちゃんに、ミクたんの体トロトロにされちゃってたんだものね。」ミクの白い頬が瞬く間に赤らんだ。

「はい、ミクたん、後ろの席で横になったら?着いたら起こしてあげる!」和夫はミクを乗せイグニッションを回した。メルセデスのエンジン音が響きわたる。無論この高級車も高田が買い与えたものだ。元々ひとまわり以上も歳が違う上、その醜い容姿と性同一性障害のために、子供の頃から苛められがちだった和夫を、影に陽にかばい助けてくれた兄の高田に、和夫は頭が上がらなかった。そして今は高田の復業の下働きとして、充分過ぎる生活費やら何やらを与えられて、その立場は正に下僕同然に成り下がったが、和夫は今の生活に満足だった。高田の言うことを聞いてさえいれば、何不自由なく暮らせ、人に苛められることもない。そして何より、ミクを歳の離れた妹のように、甲斐甲斐しく世話するのが楽しかった。こんな優しい心根を持っていて、容姿がせめて人並みであったならば、和夫に彼女、、いや!彼氏の一人や二人できていたろうに、、、

和夫の住むマンションはミクの通う聖淫学園から車で5分程の所にある。高田とミクが利用したホテルからは40分はかかる。今日は午後に帰宅したミクを、高田の指示した駅の近くまで乗せて行ったのだった。和夫が何故ミクを駅前まで乗せずに、少し離れた場所で降ろしたかというと、それも高田の指示である。露出の多い服装で街中を歩くミクが、男たちに視姦されている光景を高田が楽しむためだ。ミクが高田との待ち合わせ場所に着てきた過激な服装も、高田が和夫に連絡し指示したのである

無論、ミクが高田と落ち合うまでに何かあってはいけないので、和夫はミクを車から降ろしたあとも、少しあとからボディガードとしてミクの身の安全を確認している。駅前のトイレ前でミクがオタク男に声をかけられたのも和夫は見ていたし、いざという際は駆けつける態勢をとっていたのだった。



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