ユリ-17
「そうですかぁ? 遠慮は要らないんですよ。2回も3回も変わりないんですから」
「いや、もう本当にいいから」
「すっきりしましたかあ?」
「ああ有り難う。すっきりし過ぎて空っぽになったみたい」
「今度は高田さんが来たらいつもこの下着着てオチンチン立てて貰おうかな」
「いいよ、そんなことしないで。オチンチン立てに来る訳じゃないんだから」
「でも私高田さんに喜んで貰わないといけないから」
「いいんだよ、そんなこと考えないで」
「だっていろいろ良くして貰ってばかりだもん」
「そんなことは無いよ。ユリちゃんの下着姿見せて貰うだけで役得なんだから」
「今度高田さん、私と一緒に下着屋さんに行ってくれませんかぁ?」
「どうして? あ、彼が又いるといけないから?」
「うん、それに高田さんの好みの下着もあるでしょう?」
「それはあるけれども、それはいけないよ」
「どうして?」
「だってこれはユリちゃんの下着コレクションなんだから全部ユリちゃんが自分で選ばなくちゃぁ」
「そうかぁ。だったら付いてきてくれるだけでいいから」
「それならいいけども」
「約束ですよお」
「いいとも」
次のユリちゃんの休みの日、光太郎はユリちゃんの家まで行き、そこから一緒に下着屋まで行った。細長いビルの1階から4階までが全部下着で埋め尽くされている。かなり大きな本格的な店である。お洒落でセクシーな下着はもちろんのこと、大人のおもちゃ屋で売っているような物まである。2人は2時間もその店の中で過ごし、ユリちゃんは5点の下着を買った。この調子で買い足していくのだからなかなか撮影は終わらないなと思ったが、今ではユリちゃんの撮影をするのが光太郎の楽しみになっている。
買い物の後2人で簡単に食事してユリちゃんの家に戻った。
「今買ってきたの早速着てみますからね」
「そうか、それが楽しみなんだろうね」
「そうなんですよぉ、この瞬間が私1番楽しいんです」
「あれ? それどうしたの? それ1人で着られたの?」
「そうなんですよぉ、苦労しましたよ。背中に腕を廻して締めたりしてたら腕が攣りそうになっちゃって」
「なんで? それが着たければ僕が着せてやったのに」
「うん、でもこれ高田さん好きでしょう? だから今日高田さんと出かける時に着て行こうと思って」
「うーん、折角着てくれても知らなかったからなあ」
「気が付かなかったんですかぁ? ブラウスからこの黒い皮が少し透けてたのに」
「それは知らなかったなあ。良くそんな大胆なことが出来るなあ」
「大丈夫ですよぉ、だって高田さんが一緒だったんですもん」
「そうか、僕は全然気が付かなかったな。気が付いていたら恥ずかしくて歩けなかった」
「どうしてですか? これだって立派な下着なんですよ」
「まあそうだけどね」
「このボンレス・ハムみたいなくびれが好きなんでしょう? だから私思いっきり絞り上げたんです、腕が攣りそうになったけど。見て下さいよぉ、このお肉、醜いでしょう?」
「いやいや、とんでもない。凄くエロティックだと思うよ。僕はそういうの好きだなあ。でもそんなに締めて痛くないの?」
「大丈夫ですよぉ、全然。むしろ気持ちがいいです」
「そう? 僕はちょっと変態なのかな、そのお肉見てたら又感じてきちゃったみたいだ」
「いいんですよぉ。その為に苦労して着たんですからぁ」
「僕を感じさせる為に?」
「そうですよ。高田さんが感じてくれると私嬉しいんですから」
「でもなんだかそれは貞操帯みたいにピッタリとユリちゃんの股間を包んでいるからなあ。それで余計に感じるのかな」
「やっぱり間違えてる」
「何が?」
「この間のと似てるけどこれは又別の奴なんです」
「ほう、どこか違う所があるのかな?」
「ありますよ。ほら」
「えっ?」
「そうなんです。此処が取れるんです」
「ゲエ」
「ほら、恥ずかしいけどこんなに濡れてますよぉ」
「ほ、本当だね」
「もうおしっこしたみたいに濡れてますから」
「うん」